ぐれいすブログ

主に曲と推し

2025年楽曲10選

2025年を振り返ると、ここ例年よりはアニメを見る本数が増えた年となった。

それに伴い、触れる楽曲も増えていき、印象に残った曲も多かった。

ただそれは同時に、いつも以上にどの曲に決めるかを悩むことにもなり、結果として今年の10曲が決まるまでの時間は過去一番長かったのではないかと思う。

そんなうれしい悲鳴とともに取捨選択した今年の曲について紹介していく。

 

 

ルールはいつも通り

・2025年リリース

・同一アーティスト・コンテンツ・アニメから1曲ずつ   

・紹介は音源が聴けるようになった順番(先行配信含む)

 

スタート!

 

 

 

①Plazma / 米津玄師

youtu.be

もしもあの改札の前で 立ち止まらず歩いていれば

君はどこにもいやしなくて 僕もここにいなかった

 

1/20配信リリース

映画「機動戦士Gundam GQuuuuuuX -Beginning-」主題歌、アニメ「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」オープニングテーマ

 

実は初めてちゃんと見たガンダムシリーズであるGQuuuuuuX、そんな同作品のテーマソングから。

シナリオ自体は1クールと短いものの、息をつかせぬ展開の連続が、この楽曲の持つ疾走感と見事にリンクしていた。

3人の出会いから始まった物語が、いったいどこに向かって進んでいくのか。

歌詞の中にも出てくる、出会いのきっかけのワードが場面場面を想起させる。

シリーズ初心者の自分も気負わずに楽しむことができ、銀河に飛び出すボーイミーツガールの冒険譚に毎週心を踊らせていた。

そんな自分にとって、シリーズに興味を持つきっかけとなってくれた作品のこの楽曲をまずは今年の楽曲10選のスタートとした。

 

②怪獣 / サカナクション

youtu.be

この未来は好都合に光ってる

だから進むんだ

 

2/20配信リリース

アニメ「チ。―地球の運動について―」オープニングテーマ

 

天動説が正しい教えだと広められていた時代。

地動説は、教会の教義に背く異端の思想として扱われていた。

今ほど学問について自由が許されていなかった世界で、それでもなお宇宙の真理を求めた人々。

本作ではそんな彼らの命を賭した探求をテーマとしている。

そのアニメのオープニング主題歌として、ただ"知"を貪欲に食らいたがる存在を怪獣と表現したこの曲。

章が進むにつれて移り変わる舞台と登場人物。

それとは対照的に受け継がれていく1つの思想が、やがて真理を紐解き宇宙の歴史を変えていく━━

アニメ本編の随所で描かれる美しいシーンは、この怪獣が歩み続けた果てに辿り着いた景色のように思えた。

 

 

③ひとりごと / Omoinotake

youtu.be

どんな言葉も あなたがいないと

ただのね ひとりごと

 

4/5配信リリース

アニメ「薬屋のひとりごと」第2期第2クールエンディングテーマ

 

もう会うことのできない人との再会を焦がれる心情を歌った、切ないバラード。

アニメ本編では2クール目の後半から楼蘭妃/子翠に焦点を当てた物語へと突入する。

幼さを残した素朴な一人の下女。その正体は、華やかに着飾った妃であった。

その出自に翻弄された彼女は、友人とともに自分の因縁に決着をつけにいく。

ただ、それは親しい人との別れでもあった━━

エンディング映像の子翠の意味ありげな表情に、何かを感じ取ってはいたが、その正体が判明した瞬間は大きな衝撃だった。

同時にすべてを終わらせる決意をした彼女を追いかける猫猫の視点からは、友人として何をすればわからない戸惑いも感じられた。

離れていく彼女が猫猫の呼びかけに対して、子翠として笑顔で応えるカットは、本作屈指の名シーンであった。

遠くに行ってしまった友人の声をもう一度聴きたいと願う気持ちが、切なく胸に突き刺さる一曲である。

 

またクライマックスに差し掛かるタイミングで公開された本楽曲を猫猫が朗読する動画には、より一層感情が強く揺さぶられた。

アニメを見ていた人には是非とも聴いてほしい。

youtu.be

 

 

④ハニーレモン / NACHERRY

youtu.be

平気なフリ 予測不可能が何度もヒットして

私このままじゃ あふれちゃうよ

 

4/9先行配信リリース

アニメ「紫雲寺家の子供たち」オープニングテーマ

 

兄弟だと思っていた家族が、本当は血の繋がりが無くて…

同じ屋根の下で暮らしていた兄弟姉妹が実の家族でないと分かった瞬間に、家族でありながら男女の仲を意識し始める。

本作は、そんな揺れ動く関係性を描いたハーレムラブコメだ。

ただそれでも長男の新だけは血の繋がりなど関係ないと、これまでと変わらず一貫した立場で家族を守っていく。

そのまっすぐで男らしい姿に姉妹たちは惹かれていく━━

家族の関係性やこの年頃特有の心境の不安定さを、甘酸っぱくもさわやかなサウンドで包み込んでくれる一曲である。

本編では姉妹たちの新への心境の変化が丁寧に描写されていく。

その中でも、それまで明るく振舞っていた南が、試合で悔しい結果を残したことについてやっと素直な気持ちを吐露するシーンが一番印象に残っている。

南の抑えていた感情を新に受け止めてもらい、彼に対する意識がほんの少し進展する瞬間がこの楽曲と重なり、夏の空を思わせる爽やかな余韻を残していった。

 

⑤らんまんBlooming* / 赤城ユイナ(CV:春日さくら)

youtu.be

器用に言葉にできなくて

不器用なわたしにできること

 

5/28発売 アニメ「前橋ウィッチーズ」ブルーレイ第1巻収録

同アニメ キャラクターソング

 

※前橋ウィッチーズについてはこちらの記事をご覧ください

dreamingmermaid.hatenablog.com

 

今年一番自分が追いかけていたコンテンツからこちら。

正直このアニメからどの曲を選ぶのは本当に悩んでたけど、それでもやっぱり推しの曲が一番だよなとのことで。

他人と仲良くなることが苦手だったユイナが、かけがえのないの友達と出会えた喜びを歌った曲。

色んな意味でまっすぐで好奇心旺盛な彼女の性格は、人によっては疎まれてしまうこともあった。

そんな不器用な彼女だったからこそ、魔女修行を通じて、時にぶつかり合いながらも本心からメンバーと絆を深めていく。

やわらかな春の風が頬を撫でて何気ない景色が少しだけ輝いて見えるように、みんなとの出会いが特別じゃない日常を特別に変えていく。

この永遠不滅に咲き続ける関係性が、いつまでも続いていくように━━

 

今振り返ると、彼女のこの天真爛漫さに惹かれた気持ち、それがそのまま音楽という形になった曲に思えた。

たからこそ、ここまで強く心に残り続けているのだろう。
初めてこの曲を聴いた時のイントロのトゥルーエンド感も、ウィッチーズが仲良くなれた先に待つ、蕾が花開くような未来を思い描かせてくれていた。

 

 

 

ヒャクニチソウ / 長野県一刻館高校ボウリング部 

youtu.be

お気に入りの私でいたい

たったそれだけなのにな

 

7/9配信リリース

アニメ「Turkey!」オープニングテーマ

 

ボウリングをテーマにした青春劇…なのは間違えではないけどアニメが放送されて発覚した舞台設定は現代ではなくタイムスリップした先の戦国時代だった。

電気も電波も無い、価値観も今とは大きく異なる時代に突如送り込まれた彼女たちはとある事情から戸倉家という領主のもとに身を寄せることになる。

現代に帰ることを目標にボウリング部のメンバーは奮闘をするが…?

 

本楽曲はそんな絶望的な状況でも決してあきらめず、大切な人たちを守るために殻を破り成長する彼女たちの強さを歌っている。

そして戸倉家の謎が明かされた後に公開された特殊オープニング。

youtu.be

大御所声優が務める戸倉家の姫たちバージョンは、驚きとともにこの物語が佳境に突入したことを強く印象づけた。

現代と過去、全ての仲間を救うために麻衣が奇跡のような一投を決めるシーンは、彼女の覚悟の結果だったと思う。

アニメの最終話を見終えてから改めて両方のバージョンを聴き、この物語が「帰るための物語」ではなく、「守るための物語」だったことが実感できた。

 

 

キズナ×リンク /    ポッピンドリーミン(CV:藤寺美徳、平塚紗依)

youtu.be

見つめ合い目と目が合えば

言葉はもういらない

 

9/24発売 アニメ「ひみつのアイプリ リング編」キャラクターソングミニアルバム VERSEIN SONG 01 収録

同アニメ 劇中歌

 

昨年に引き続き盛り上がりを見せているひみつのアイプリ、そこからはひまりとみつきのユニット、ポッピンドリーミンからこの曲。

リング編が始まって最初にアニメで披露された際には2人の仲良しな気持ちが伝わってくるな~と感じていた。

これだけでもすでに好きだと思っていたけど、リアルのライブで初めてフルの歌唱が行われた時、この曲の本当の表情を初めて知った気がした。

2番以降は、お互いの心情がより深く描かれ、2人の関係性がより鮮明に、そして立体的に描かれていく。
ずっと隣にいることが当たり前だった幼馴染だからこそ、言葉にしなくても互いを理解して、信頼し合っているのかが言葉の端々から伝わってきた。

そして、いつか大好き同士でまだ誰も見たことがない最高の景色を見に行こう━━

明るく前向きな曲調のままなのに、会場ではただ唖然とし、気がつけば歌詞をじっと聴き入っていた。
この曲は長い時間を一緒に過ごしてきた2人だからこそ築けた関係性そのものを描いた一曲だったのだと思う。

改めて、ライブでこの曲に対する解釈が一気に更新されて本当に嬉しい気持ちだった。

 

 

⑧リリィ / 八百歳比名子(CV:上田麗奈)

youtu.be

全て分かっているみたいに笑う

海のような君の瞳に

私はどう映ってるのかな

 

10/3配信リリース

アニメ「私を喰べたい、ひとでなし」エンディングテーマ

 

事故により自分以外の家族を失い失意のままに生きている少女、比名子。

彼女の希望は、自分を残して死んでしまった家族の元に行くことであったが、家族たちの死の間際に聞こえた「生きて」の声に従い、1人生きていた。

そんな彼女の元に、将来比名子を喰べるその時まで守ると言って現れた人魚の妖怪である汐莉。

比名子の友人であり、ただ比名子の幸せを守ろうとする美胡、彼女は狐の妖怪として古くから町の人々を守っていた存在であった。

本作では比名子を中心とした異なる存在である3人の歪つだが美しくもある関係性を描いている。

本作のエンディングテーマは比名子名義で上田麗奈さんがしっとりと歌い上げる。

沈みゆく暗い海のような辛い日々を生きる彼女が見つけ出した一筋の希望は、果たして本当に彼女を救うのか━━

美しく儚いエンディングアニメーションと相まって、毎話そっと余韻とともに受け止めてくれるような楽曲であった。

 

そんな中、汐莉の過去が明かされ、比名子もまた汐莉の希望であったことが発覚する。

そして…

youtu.be

なんと汐莉バージョンよる特殊エンディングとなる。

同じメロディと歌詞でありながら、視点がガラッと変わることにより、絶望の中で見つけた希望が全く違って聞こえてくることにただ驚きを覚えていた。

歌うキャラクターにより印象が大きく変わり、その後本作品のゴールまで一気に物語を進める、そんな舞台装置となる見事な曲であった。

 

 

⑨Stay / 天王寺璃奈 (CV:田中ちえ美)

youtu.be

ダイスキだって…!タイセツだって…!

溢れて止まらないんだよ もう

 

11/8発売 映画「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第2章」主題歌ミニアルバム「約束になれ僕らの歌」収録

同映画 劇中歌

 

昨年公開された第1章の続編よりこちらの曲。

本映画では璃奈とミアの関係性について更に深く描写がされていた。

ステージに立つ決意を固めるも過去のトラウマからまた失敗してしまったミア。

そんなミアが歌手になる夢を叶えるには、一流の教育を受けるために同好会を離れて帰国をする必要があった。

それが彼女のためだと璃奈は自分自身に言い聞かせ、背中を押す曲まで作り送り出そうとしていたが、隠していた気持ちは抑えられず━━

それは夢のために送り出そうとしていた優しさが、離れたくない本当の気持ちに変わる瞬間だった。

璃奈の本当の気持ちを知り、また自分が本当にやりたいことにも気が付いたミアは無事に歌うことが出来るようになった。

その気持ちに答えた璃奈が劇中で歌ったのがこの曲。

ミアの「Like a Treasure」に対して一緒に居たい気持ちを本音で伝えようとしているのが響いてくる。

自分の本当の気持ちを伝えることは、果たして相手のためになるのか?

そんな葛藤を乗り越えて、それでも一緒に居たいと叫んでいるメッセージは強く胸に突き刺さった。

ミアと璃奈、それぞれの曲中に互いが呼応するように想いを描いていることも含めて、この楽曲は二人の関係性そのものを象徴している一曲だと思う。

そしてこのシーンでミアが伝えた「璃奈のボードは感情を隠すためのものじゃなくて、伝えるためのものだろ?」というセリフは何回聴いても涙が堪えられずに泣いてしまっていた。

 

 

⑩雪花繚乱 / プリンセス・ヴィオラ(CV:鬼頭明里)、プリンセス・ネージュ(CV:伊藤美来

youtu.be

巡り咲いた強さは 雪明かり満ちる

 

12/15配信リリース

アニメ「プリンセッションオーケストラ」劇中歌

 

最後は回が進むごとに面白さが増していくプリンセッション・オーケストラより、プリンセス・ヴィオラとネージュの曲。

正直プリオケも好きな曲が多くどれにするか最後まで悩んでいたが、アニメエピソードも大好きな場面であり、2人の騎士が姫となる決意を決めたこの楽曲とした。

自分のせいで大切な友人を失ったと思い込んでいたりりは、そんな辛い思いを他人にさせないため、報われない戦いに投じていた。

彼女の姉として見守っていたすみれもまた、妹の歩んだ道を共に歩いていた。

当初は主人公たちの敵として刃を交えていた姉妹。

苦しい戦いが続く中、一つの真実が明らかとなった。

りりの友人でありアリスピアンであったトーマは、りりを恨んでなどいなかった。

それどころか、形は無くなってしまっても姉妹の近くでそっと見守っていてくれたのであった。

そんな彼の気持ちにやっと気付くことが出来た2人は、本当の意味で人々を守るための力を手に入れ、姫となった。

この楽曲では友と一緒に戦う2人の意思が力強く表されている。

曲単体としても、弦楽器の美しくも疾走感があるメロディやラストの転調の爆発は、姉妹の息の合った絆と本当の目的を見つけて戦う決意を決めた心情を思わせる。

まだ正式には味方となってはないが、それでも騎士から姫となった姉妹の目に映る世界はまた輝いて見え始めるだろう。

年明け以降に始まる最後のクールでの姉妹の活躍が今から楽しみだ。

 

 

終わりに

今年は過去よりも「この曲で自分はどんな感情を抱えていた?」かを重点的に考えてみた。

その結果もあってか結局ギリギリになってしまったのは、よく言えばそれだけ最後まで悩み抜いたってことになるかな。

ノンジャンルのつもりだったけど触れるのがアニメソングだけなのでここ数年は実質アニソンの楽曲10選になってるな…

まあいいか。

今考えてみると、今年は新規のアニメだけでなく過去見ていた作品もいくつか見直すくらいにはモチベーションが高かったからプール自体は多かったと思う。

2026年もその流れで…いけるかな?

 

来年も気が向いたら多分ギリギリのタイミングでやります。

 

 

 

『前橋ウィッチーズ』ライブ ~Welcome to WITCH-VERSE!!~に参加して

年に1回しか更新しないブログだけど、今のこの気持ちはこの瞬間に文字に残しておきたいなって思いが湧いてきたので筆を執る。

 

2025年12月26日、27日と2日間にわたって行われたライブ、『前橋ウィッチーズ』ライブ ~Welcome to WITCH-VERSE!!~に参加してきた。

自分の前橋ウィッチーズとの出会いと、今日までの感情について語る。

 

コンテンツについて説明をすると、前橋を舞台に5人の女の子が魔女修行(お客さんの願いを叶える)を通じて前に進んでいくオリジナルアニメーションだ。

 

前橋ウィッチーズの名前はアニメ放送が始まる前から耳にしていた。

今年の3月に所用で群馬に行くことがあり、その時にそういえば前橋を舞台にしたアニメが放送されるらしいなとふと思うくらいでそこまで気にもしていなかった。

強いて言えばアイドル物が好きなのと、メインキャラ達もかわいいし見ようかなと思っていた程度だった。

 

2025年4月にいよいよ放送がスタートし、当初は数ある春クールアニメの一つとして視聴をしていたが、リアリティのある課題に直面しそれを乗り越えようと葛藤する登場人物たち、Cパートで全てをひっくり返す展開、耳に残りやすいメインテーマ曲と、気が付くとこの作品に引き込まれてあっという間に見終えてしまった。

全話見終わって、最後まで面白かったしどうやらアニメの追体験が出来るライブがあるらしいからせっかくだし行ってみようかな、と軽い気持ちで Chapterライブに申し込みをした。

この時はアニメのおさらいをしつつ曲も聴けて、それなりに満足出来たらまあいいかなくらいの気持ちだったし、今後もコンテンツとして前橋ウィッチーズを追いかけるとかは全く頭になかった。

 

自分が参加したのは Chapter3、6話から8話のエピソードの振り返りであった。

チョコとキョウカがメインとなるこのエピソードは、対照的な家庭環境を背負う二人が、それぞれの苦悩と向き合い乗り越えていく。

そして最後に、二人を中心に絆が深まっていく――そんなカタルシスに満ちた、アニメの中でも特に好きなエピソードだった。

 

初めての前橋ウィッチーズ現場に参加し終えて「あ、このコンテンツ好きになるな」と直感した。

自分がハマるコンテンツの特徴を考えてみると「シナリオや楽曲が好きになるか」「メンバーの仲がいいか」というのがあった。

前者はライブに行く、作品を詳しく知る、深く感情移入をする…それらのトリガーだと思っている。

後者はたまたまかもしれないけど、自分が通っていたアニメ、声優、アイドル現場の共通項だった。

ライブで見たステージパフォーマンスとメンバー同士のリスペクトを見て、この日を境に前橋ウィッチーズという存在が自分の中で大きくなり始めていた。

まさかキャラとキャストが一致しないくらいの理解度だった自分がハマることになるとは夢にも思っていなかった。

 

そこからはリリースイベント、ライブ、対バンと現場に足を運ぶようになっていった。

イベントに行くたびに知り合いも増えていった。

新しく知り合えた人も多かったけど、元々別のところで知り合っていたオタクと再開したりと交友関係が広がっていくのは嬉しかった。

自分を含めてほとんどの人が別のコンテンツを通ってきて前橋ウィッチーズにたどり着いてくれたことはなぜか誇らしい気持ちになった。

 

前橋ウィッチーズの現場に行き始めたこの半年の間だけでも、本当に濃密な時間を過ごしていたと思う。

配信やブルーレイでアニメを見返すたびに新たな発見やキャラの感情をより深く堀り下げることが出来た。

ライブではその日その日にしか聴けないシチュエーションで曲を楽しんだ。

接近イベントではライブの感想や遠征の旅行気分をメンバーと交わした。

イベントの後にはオタク同士で他愛もない話をしたり、時に真剣に語りあったりもした。

前橋の聖地を訪れては実際に前橋ウィッチーズがキャラクターが登場した場所をなぞるように歩いたり、前橋の街を観光したりもした。

それらすべてが、前橋ウィッチーズと出会えたことによって得ることができたかけがえのない体験だった。

 

そしていよいよ年末のZeppライブの開催が告知された。

過去最大キャパでの単独イベント、楽しみだったのは間違いないけど一つの不安があった。

前橋ウィッチーズの今後の展開はどうなるのか━━

というのもこのライブ以降の2026年の動きについてはほとんど何も知らされていなかった。

正直、この舞台を区切りにするんじゃないかなとの覚悟はあった。

日に日に開催日は近付いてくるけど目立った年明けの予定は告知されない。

それでも、この日までの楽しかった日々は消えるわけじゃないし素敵なステージを見せてくれるだろうとの確信もあった。

だからこのライブの日が来て欲しくないのか、楽しみなのか、自分でもわからなくなっていた。

当日を迎えるまで自分自身の気持ちの整理はやっぱりつかなかったけど、ライブはライブで楽しもうとだけは決めていた。

 

 

2日間に渡って行われた3公演、大きな流れとしては アニメを踏襲しつつどれもテーマが別れていたのかなと思う。

 

初日は何と言っても「You Are My World」と「My Special Thanks!!」が一番印象に残っている。

「You Are My World」の2番に流れた、まだ出会ったばかりのマイと優愛姉の思い出とも言える映像、そちらの曲と繋がりが深い円盤曲の「My Special Thanks!!」の繋ぎは本当に聴きたい組み合わせだった。

実はアニメ本編の5話を見た最初の感想は正直消化不良だった。

一旦はマイと優愛姉の関係は過去のように修復しないけど、この後別の機会にちゃんと雪解けのエピソードをやってくれるのかなとは思っていた。

結果アニメの中でSNSでまた2人が繋がって距離が近付いたとの話は出たが、自分が期待をしていた回収ではなかった。

モヤモヤはしていたけど、そういう解決もあるのかと納得しようと思い「You Are My World」をきちんと聴いた時に、なぜ優愛がその選択を取ったのかがやっと腑に落ちた。

自分はマイの目線、あるいは視聴者の目線はあったが優愛の目線を持っていなかったのだ。

2番の歌詞を改めて聞き、自分がそこまで期待をされる人間ではないと思っていたからこそ身を引いていたと理解した。

この苦い幕引きの裏に苦労をしていたのはマイだけではなかった。

スクリーンに映し出されたまだ小さいころの優愛がこの時どう思っていたかはわからない。

でもそんな優愛から少し距離を置いてことによってマイが手に入れた未来が「My Special Thanks!!」に込められていたと思う。

 

2日目昼は栄子視点でシナリオで進んだ。

満を持して登場した芹澤優さんの演技はそれまでの空気がぴしゃりと変わり時が止まったような感覚だった。

奇しくも栄子の主張する、苦しくない解決=諦めて現状でやめてしまう考えとのリンクを意識させられる。

アニメでも披露された「Wither」は悩みを抱えた少女の前で放った圧倒的な存在感、美しさと諦観を滲ませる退廃的な花屋の情景に心を奪われる。

2ndアルバムに収録されている「Ambivalent」は打って変わり、孤独と空虚感が胸に静かに突き刺さった。

この2曲、歌詞の中に明確に「夢よ、咲け!」に触れてる部分があり、良くも悪くも栄子の心にはこの歌が残っているのかなと思いを巡らせた。

アニメ10話11話はウィッチーズとユイナの視点で話が進むが、その間の栄子の心情を見事に表現していたと思う。

そして記憶を取り戻し店に来たウィッチーズと相対した彼女は、果たしてそのやり場のなかった感情をぶつける。

正しい選択を導くことはできないし責任も取れない、それでも栄子が自分で選んだ道に進むことを応援することはできる━━

これまでアニメもライブもウィッチーズ側からの物語として見ていた場面が、初めて栄子側からの視点として見えた気がした。

この瞬間に聴いた「今は小さな蕾でも」は今までにないくらい栄子へ感情移入し、涙を堪えることが出来なかった。

 

 

ここまで何も発表はなかった、それでも

2日目夜、本当にこれが最後のステージ。

1曲1曲、ああ自分は本当にこの現場が好きなんだ、と噛み締める気持ちだった。

アニメの思い出、ライブの思い出、メンバーとの思い出、今日までの記憶をなぞるように聴いていた。

ところで、ここまで披露されていなくて今日この場で聴きたい曲が2曲あった。

それがどんな場面で歌われるか?

1曲はおそらくアニメパートの締めで来るだろう、だがもう1曲の方は?

ライブが始まる前はそんなことを考えていた。

そして皆の願いを叶えるために歌っていた彼女たちがついに自分たちに向けて歌う。

アニメでの最後の挿入歌、「ユメミ誇レ!ユメ咲キ踊レ!」のイントロが会場に流れた瞬間、自分の中で今まで溜めていた何かが弾けたような気がした。

ステージに立つメンバーも、お互いに向けて歌っているのかな?

なんて考えていたら前向きな旋律に包まれながらいつのまにか涙が頬を伝っていた。

楽しいのか悲しいのか、気持ちがぐちゃぐちゃになって号泣しながらタコマサイが止まらなかった。

この瞬間があまりにも楽しすぎて、手放したくないと心の底から思っていたけど、残念ながらあっという間に過ぎ去ってしまった。

曲が終わりもう出し切ったと思った瞬間、一番待ち焦がれていたメロディがはっきりと耳に飛び込んできた。

春に満開の桜が咲く景色を思わせる、やわらかく晴れやかなその曲は、ユイナが皆と出会えた喜びを歌っていた。

「らんまんBlooming*」を初めて聴いた時から、前橋ウィッチーズのメンバーに出会えたユイナの感情と、この作品に触れることが出来た自分の気持ちを自然と重ね合わせていた。

ライブも終盤、それも千秋楽のこのタイミングにこの曲を持ってきてくれたことは本当にうれしかった。

個人的にクライマックスにふさわしい盛り上がり方だったと思う。

ただそれは同時、ずっと思っていた不安がいよいよ目の前にも迫ってきていることでもあった。

曲のラスト、

「咲くよ 来年だってここで」

その一節に入った瞬間、自分の胸の奥底に抑えていた感情が一気に溢れ出した気がした。

悲しさがなかったわけではないけど、ここまでたどり着いたという実感と喜びも重なり合って、言葉では言い表すことのできない想いに包まれていた。

これまでで一番大きな舞台で聴くこの曲が、この瞬間驚く程に自分の感情と深く重なっていた。

 

個人的にはここで感情がリセットされた感覚もあって、そこからのアンコールを挟んだ怒涛の流れは、朗読劇もあり純粋にイベントとして楽しんでいた。

それでも最後の曲と言われて「うちらの花屋は黙ってない!」が始まった瞬間はいよいよ本当にこれが最後か…との気持ちが固まっていたと思う。

たとえコンテンツが歩みを止めたとしても、今この瞬間の"楽しい"という感情は、これからもずっと心の奥に残り続ける。

 

曲が終わった瞬間、胸を満たしていたのは感謝だけだった。

最後のMCが終わり、この作品と出会えたこと、このライブに来ることができたこと。そのすべてに向けて、気がつけば「ありがとう」と叫んでいた。

 

それでも、やっぱりまだこの場所に居たい気持ちも残っていて、結局我慢できずに涙がこぼれていた。

 

 

出し切ったつもりで少し名残惜しい気持ちでいたら、スクリーンに映像が流れ始めた。

多分、これまでの活動を振り返るエンディング的なものなのかなと、これで本当におしまいなんだ…と思っていたら

 

 

 

 

 

前橋ウィッチーズ

2026年 活動予定

 

 

 

 

 

 

 

え???????????

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果的には自分の不安は杞憂だったらしい。

新曲もライブもまだまだ止まらないことが発表されて、僕の涙と感謝が別の意味に塗り替えられた。

少し前とは全然違う「ありがとう!!」が叫べて、心の底からうれしい気持ちだった。

 

ということで来年以降もまだまだ市民見習いを続けていきます。

 

 

改めて、前橋ウィッチーズに出合えたことを心より幸せに思う。

この作品をこの世に生み出してくれた制作陣の方たち、こんな自分と一緒に笑ったり遊んでくれたオタクたち、前橋市、そして前橋ウィッチーズの皆さんへ

本当に、ありがとうございました

 

 

前橋ウィッチーズは永遠不滅!

 

 

 

 

 

 

2024年楽曲10選

今年は「なんとなくこれかな?」みたいなのを考えながら1年を過ごしていたけど、いざ書き始めようとすると中々10曲を決めれず……

 

PS5を買ってホグワーツで遊んでたせいで年越しまで残り日数が片手で数えられるくらいになってやっと重い腰を上げました。

まあいつもどおりってことなんですけどね。

 

 

ルールはいつも通り

・2024年リリース

・同一アーティスト・コンテンツ・アニメから1曲ずつ   

・紹介は音源が聴けるようになった順番(先行配信含む)

 

それでは!

 

 

①ガジュマル ~Heaven in the Rain~ / ReoNa

youtu.be

 

痛みとともに 思い出さえも

忘れるぐらいなら 傷よ 癒えないで

 

1/8 配信

アニメ「シャングリラ・フロンティア」第2クールエンディングテーマ

 

作中に登場する「墓守のウェザエモン」討伐関連のシナリオとマッチしたエンディング曲。

死してもなお愛した妻の墓を守り続けるウェザエモン、その生前の彼女から受け継がれる儚い想い……

しっとりとした曲調が2人の切なさをより際立たせました。

一方でゲームだからこそ全力で楽しむサンラク達のガチ攻略の熱さにも毎週目が離せませんでしたね。

無理ゲーに思えるウェザエモン討伐後に彼から伝えられる彼の最大奥義を模した称賛のセリフとかつての幸せだった頃の2人の笑顔が見られる特殊エンディングは本当に印象的でした。

 

※特殊EDはこちら

youtu.be

 

 

アンビバレント / Uru

youtu.be

 

混ざり合わない二人の距離 痛むのは僕だけ

 

1/20 配信

アニメ「薬屋のひとりごと」第2クールオープニングテーマ

 

壬氏視点で描かれる、猫猫がどんな人物なのかが伝わってくる曲。

ひょんなことから出会った2人、難解な事件を鮮やかに解決する猫猫に惹かれていく彼の心。

彼女との出会いが彼にどんな変化をもたらせたか?

そんな彼女の碧い瞳に映らない現状にモヤモヤする壬氏の感情は果たして単なる尊敬なのか、あるいは好きという気持ちの裏返しなのか……

サビの歌詞もその瞳にまだ映らない(距離感)→映さない(不安)→映らないけど(希望)と彼の気持ちがどう移ろっていくのかが伝わってくる気がします。

壬氏の抱いている気持ち、一方通行な2人の関係性がまさしくアンビバレントな曲だと思っていましたが個人的にはもう1つ別の解釈を考えるようになりました。

 

それはアニメの後半から現れる羅漢の視点ともリンクする部分

他人の顔を目で見て区別できない彼が、初めて顔を認識できる人物、鳳仙と出会う。

羅漢の退屈な日常に舞い込んできた彼女との出会いが彼の人生を変えていく——

最終的には結ばれる2人であるが、身分も違い簡単に会えない2人のその過程についてもなんとなく壬氏と猫猫のような関係性を想起させました。

 

 

③Believer / 来栖りん

youtu.be

 

この果なき旅はきっと良い事ばかりじゃないけれど 自分らしく

 

4/6 配信

アニメ「転生したらスライムだった件」第3期第1クールエンディングテーマ

 

前に向かって歩いていくことは楽しいことばかりじゃない、それでも歩みを止めることをやめない——

一度決めた目標やゴールに向かって進んでいくことは簡単ではないしたくさんの障害が待ち受けている、それでも覚悟を胸に前に進んでいく気持ちを大事にしたい。

そんな勇気が湧いてくる曲ですね。

転スラの本編でもあった、わかり合いたい人物と敵対してしまうが声をかけることをやめずにひたすら歩み寄ろうとする、そんなシーンが頭に浮かんできますね。

 

 

④オン・ザ・フロントライン / ヒトリエ

youtu.be

 

正解無い世界、心ひとつだけを

守るべきもの全てに捧げるためさ

 

4/15 配信

アニメ「無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜」第2期第2クールオープニングテーマ

 

転生した世界で人生をやり直していくルーデウス

前世では他人との関わりのトラウマから引きこもっていたが、そんな彼を外に連れ出そうとしてくれた人はどんな気持ちだったのかを今になって知ろうとする彼。

人間として兄として成長したルーデウスも結婚し守るべき妻と子供を授かる。

だが今度は母親の窮地に立ち向かうことになり、父親のパウロと力を合わせて攻略を進めていくが……

やり直した世界で大切なものを失ってしまい失望するが、今度は1人じゃない彼は徐々に立ち直っていく、それは自分が守ろうとした人たちの存在があったから——

オープニング映像でパウロと背中合わせのルーデウスが一瞬で成長するシーンは、親の視点からしても子供の成長の早さはあっという間ということでしょうか。

力強い歌声が、ルーデウスがどうしようもない理不尽の前でもがむしゃらに歩んでいくことをやめないイメージを抱かせます。

 

⑤Cara Tesoro / エマ・ヴェルデ

youtu.be

※3分10秒くらいから、ただ全部聴いてほしいです

 

Una volta sola ※

この瞬間を抱きしめていたい

※一度だけ

 

9/25リリース

映画「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 完結編 第1章」劇中歌

 

正直この映画から1曲に絞るのはめちゃくちゃ悩みました。

映画館で初めて見た時、どれも好きな曲になったので……

そんな頭を抱えた末になぜこの曲を選んだかと言うと、この曲が披露されたシーンの場面が脳裏に残っているからでした。

すれ違いの末にスクールアイドルを解散しそうになった天と小糸。

自分の素直な気持ちを打ち明けられずに天は本当の気持ちを伝えられずに1人でスクールアイドルを続けていた。

そんな中虹ヶ咲のメンバーと触れ合っていくうちにエマとユニットを組むことになった天。

周りの意見に流されてしまいがちな天はエマに「自分の意見を言ってもいい」と諭され、初めて自分の考えを口にする。

ライブが終わったあと、小糸に本当に思っていた気持ち、小糸とのユニットを解散したくないことを打ち明ける。

そんな本心を驚きながらも受け入れた小糸と2人で最高のスクールアイドルを目指していこうと誓い合う——

天と小糸が仲直りして前に進むきっかけになった部分が強く印象に残り、スイス南部出身のエマらしさを思わせるイタリア語の歌詞や伸びやかな歌声も耳に残りやすい曲でした。

また初めてフルで聴いた時の落ちサビ転調の溜めからのラスサビの解放感が非常に心に響きました。

ちなみにCara Tesoroはイタリア語で「親愛なる最愛の人」を表し、Tesoroは宝物の意味で特に親しい友人や子供、そして恋人を呼ぶ際に使うとのことです。

 

 

⑥Release Sigh / 天乃リリサ(CV: 前田佳織里)、橘 美花莉(CV: 鬼頭明里)、ノノア(CV: 鈴代紗弓)、喜咲アリア(CV: 渡部紗弓)

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ため息じゃなく深呼吸を一つ

真っ直ぐな気持ちだから

 

9/27 配信

アニメ「2.5次元の誘惑(リリサ)」第2クールエンディングテーマ

 

このアニメを見る前はタイトルとコスプレが題材ってことで「コスプレ好きな子とのラブコメかな?」みたいな予想をしていたけど、その期待はいい意味で裏切られました。

確かにコスプレをテーマにした主軸で物語が進んでいくけれど、自分の好きなものに対する各々の登場人物が迷いや葛藤を昇華させて前に進んでいく熱量が高すぎる!

例えば好きな作品をコスプレという形で表現することはただの自己満足なのか?仕事とプライベートどっちを優先させるか?人と関わるのは苦手だけど一緒の趣味を楽しめる友達が欲しい!親しい人が描いた漫画に深い思い入れがあるけどその人物と距離が出来てしまい悩んでいる……

好きを肯定する気持をを改めて考えるきっかけにもなる作品でした。

そんな中、この曲が心に響いたきっかけは終盤のあるシーンでした。

過去自分が描いた漫画で失敗した作者はそれを黒歴史としてなかったことにしていた。

そのことを下卑し忘れようとしていたが、それでも作品が好きな人は居るしその思い出や楽しかった記憶を否定する権利は例え作者にも無いと情熱的に訴えられ——

自分の作品がきっかけで家族と離れてしまい傷つくことを恐れていたけれど、作品を愛して読んでくれているファンが存在していたことに気が付き、心の底から描いてよかったと受け入れる場面はこの曲のメッセージと強く重なる印象を受けました。

 

 

⑦MONOCHROME / 水槽

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いつだって二律背反

悔しい、悲しいの度に満ちる月

 

10/4 配信

アニメ「BLEACH 千年血戦篇-相剋譚-」エンディングテーマ

 

毎クール楽しみにしている千年血戦篇の三クール目にあたる相剋譚、今回もやはり毎週楽しみで仕方がなかったです。

原作でもクライマックスに向かって盛り上がる戦闘が始まり、印象に残っているシーンがいくつかあり、早くアニメで見たいと待ち切れない思いでした。

そんな相剋譚のエンディングはタイトルからもイメージできる黒と白、相対する二者の曲でした。

混ざり合わない存在が一つになることはなく、お互いの信念のもと動いていく——

エンディングアニメ映像でもBLEACHらしいスタイリッシュさと各キャラの本編での活躍がフラッシュバックするような演出も相まって何回でも見たくなりました。

そして最終回後にはこの曲のフル尺でのスペシャルエンディングが公開されました。

2番から始まる追加シーンは一瞬たりとも目が離せず、さらにはこの後活躍するキャラにも見せ場があり最後の最後で改めて早く続きが見たくなる思いが募りました。

また歌詞をよく見ると

「不可逆の理(=前に進む?)」「誰にも秤れない」「尺度」「致命的」「未完成の未来」「引き絞る射程距離」「二律背反」

と親衛隊、ハッシュヴァルト、雨竜、陛下の能力のワードが隠されていることに気が付いた時はBLEACHの曲らしさに驚かされるとともにニヤリともしました

 

※最終回スペシャルエンディング

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アポリア / ヨルシカ

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あの海を見たら 魂が酷く跳ねた

水平線の色にあなたは見惚れている

 

10/7 配信

アニメ「チ。 ―地球の運動について―」エンディングテーマ

 

アポリアとはギリシャ語で難問や行き詰まりなどの意味となります。

今では当たり前の知識も昔はタブー視されていました。

考えることを放棄し安寧の中でただ提示された教えの中で生きていくことは難しいことではないし、ほとんどの人はそれを当たり前と受け入れるでしょう。

ただそれを安易に良しとせず、真理を追い求めて抗う人たちが居ました。

アニメはフィクションですが(そもそも史実だとあそこまで迫害はなかったとか)、それでも今事実だと教えられている事象が本当に正しいと証明できるか?と立ち止まった先人たちがいたのは紛れもない事実でしょう。

チ。は今とは異なる価値観の時代や宗教観のストーリーとなりますが、それでも知りたい欲求を抑えられずに藻掻きながら真理に向かって歩んでいく人物の情熱は今を生きる自分にも響くところがありました。

緊張感のある展開や息を呑む瞬間があっという間に過ぎ、気がつけばエンディングとなっていた——

一瞬で過ぎ去った時間の後に聞く、そんな印象を残した曲でした。

 

 

⑨Dazzling Game / Liella!、澁谷かのん、ウィーン・マルガレーテ、鬼塚冬毬

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君と今 ひとつになる

ここからが本当の始まり

 

12/11リリース

アニメ「ラブライブ!スーパースター!!」第3期劇中歌

 

これまでライバルとして歩んできたLiella!とマルガレーテたち。

雌雄を決するべく、ついに文化祭で競い合うことに。

だがメンバーの心境は戦って勝つことが目的ではなく……

シリーズ伝統のチームが一つにまとまる回、Liella!に勝つことや姉が悲しまないことに拘っていた1年生だったが、その心境に変化が訪れたことが印象に残る回でした。

ライバルであるからこそ互いに切磋琢磨を続けた両グループが、お互いを認め合いパズルのピースをはめるかのように手を取り合う——

ロック調のアップテンポなリズムとどこか切なげなメロディが、実力はあるが1つのチームになることに対する1年生の葛藤にも聞こえました。

ただ本気でぶつかり合ったからこそ最後には共鳴して一緒に走り出す、聞き終わった後にはそんな情景が脳裏に浮かぶ曲でした。

個人的にはこの回の鬼塚姉妹がお互いの足りないところを補い合うかのように仲直りしたシーンにもしっくり来るところが好きですね。

 

 

⑩We're The World / シークレットフレンズ∞

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一人なら出来ないことも

二人なら乗り越えてく

三人ならもっと高く飛び跳ね

 

12/25リリース

アニメ「ひみつのアイプリ」劇中歌

 

最後はプリティーシリーズ最新作、ひみつのアイプリから選びました。

この作品も1曲を選ぶのに非常に難儀しましたが、フルで聴いた時の感動を一番鮮明に覚えていたという理由で最終的にはこの曲に決めました。

アニメで初披露された回はシークレットフレンズ∞の3人が一つになる回でした。

喧嘩したひまりとみつき、2人を仲直りさせようとお互いの気持を伝えるために奔走するつむぎだが肝心な部分が伝えられず2人はより険悪になってしまい……

そんな自分の失敗に塞ぎ込んでしまったつむぎを救い出したのは他ならないひまりとみつきであった。

雨降って地固まるの如く、つむぎを励ますという共通の目的を得て仲直りしたひまりとみつき、それを見て安心したつむぎの3人はいつしか固い絆で結ばれていた。

めでたく3人で歌うことになりWe're The Worldが披露されました。

このエピソードはとても記憶に残っていたけど、まだ1番までということで「主人公ユニットらしいしなんとなくいい曲だな」くらいにしか思っていませんでした(そもそもアイプリは好きな曲が多い……)。

初めてフルで聴いたのは11月に開催された「プリティーシリーズ Crossing Live 2024」でした。

その時に衝撃を受けたのが冒頭にもある落ちサビ部分の歌唱でした。

昔からこの手のチームが手を取り合って大きく羽ばたいていく展開が本当に好きすぎるので……

年末についにリリースされ、改めて歌詞をゆっくり見ながら何度も聴いたのは言うまでもありません。

一人じゃなく三人で世界を巻き込んで飛んでいく、友情の力は無限大というストレートなメッセージに心を強く揺さぶられました。

 

 

終わりに

 

なんだんかんでこうして毎年筆を執ってると1年間何を聴いて過ごしてきたのかなと振り返られていいですね。

あらためてじっくり歌詞を読み込んでは新しい発見も出来たりするのでそういった部分も楽しんでました。

 

来年も気が向いたらやります。

 

2023年楽曲10選

今年もこの季節がやってきましたね、去年は飛んで2年ぶりに更新です。

今年はそんなに現場にも行ってないしアニメも見てないから10曲も選べないだろ・・・って思っていましたが、なんとなくオタクの投稿見てピックアップしていったら「案外行けるんじゃね??」ってなったのでととんとん拍子で決まりました。

 

ルールはいつも通り

・2023年リリース

・同一アーティスト・コンテンツ・アニメから一曲ずつ   

・紹介は一般販売された順番

 

それでは行きましょう!

 

 

 

①Dystopia feat. AYAME (from AliA)  / Sizuk

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氷の領域 溶かして 解き放って
閉じ込めた過去の向こう 広い世界へ

 

1/6リリース

アニメ「冰剣の魔術師が世界を統べる」オープニングテーマ

 

2023年のスタートはこちら!

毎回アニメで流れ始めるタイミングがとても印象的で、イントロの綺麗な旋律耳に残りやすい第一印象でした。

 

そんなメロディから始まり主人公の過去の心境を表した歌詞────

 

妙に突っ込みどころが多いアニメ内容本編の日常パートとの対比もあって一層シリアスさが引き立つ一曲。

過去の孤独や苦悩、仲間を失って凍てついた心を新たに出会った友人との交流を得て徐々に溶かしていく展開とシュールなシーンは単純に見ていて楽しいアニメでした。

 

是非2期もお願いします。

 

 

②Take Me Maybe / Penthouse

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始まりと終わりが溶けた窓辺

いたいけなあの頃が映る

 

1/10リリース

アニメ「デジモンゴーストゲーム」2023年1月~最終話エンディングテーマ

 

毎回楽しく見ていたゴーストゲームの最終シーズンエンディングテーマ。

今までは1話完結型だった話が徐々にクライマックスに向けて明確なゴールを目指し始める展開になり、終わりが近付いてきた・・・って実感した時は本当に辛かったです。

そんな気持ちになりながら毎回聴いていたこの曲、新しい一歩を踏み出すために別れを告げるけど思い出は一緒に着いていく───

 

そんなメッセージが前向きな気持ちにしてくれる曲でした。

 

自分の人生に今まであった、地元との別れやお世話になった人の旅立ち・・・オタク的にはコンテンツの終焉やユニットの解散、推しの卒業など色んな「別れ」をつい思い出してしまいましたが楽しかった「思い出」もよみがえる気持ちにさせてくれました。

やっぱりこの季節は別れの季節だよなぁ・・・ってしんみりした気持ちになったときはまた聴きたい曲です。

 

 

③ひろがるスカイ!プリキュア ~Hero Girls~ / 石井あみ

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未完成で 未確認の 未来図は自分次第

 

3/22リリース

アニメ「ひろがるスカイ! プリキュア」オープニングテーマ

 

今回のプリキュアは「空」と「ヒーロー」がテーマですが、疾走感のあるメロディがどこまで広がる空を、力強さを感じさせる石井さんの歌声がヒーローをイメージさせてくれる曲です。

 

なんとなくプリキュアの主題歌は「かわいい」寄りな印象がありましたが、今回は「かっこよさ」に全振りしたヒロイックな曲調です。

そんな中でも所々に出てくる「涙」や「泣いてもいい」などのワードが強い人も悩んでいる事を教えてくれます。

 

逆に自分が弱さを見せることはあっても「ヒーロー」にはなれるというのがこの作品のメッセージなんだなと改めて考えさせられました。

 

まさに未来は自分次第、広がる空のように───

 

ある意味王道的なテーマの今回のプリキュアを象徴した、前向きさを奮い立たせる一曲です。

 

 

④コイコガレ / milet × MAN WITH A MISSION

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悲しくって苦しかった夜を切り裂いて

朝焼けを連れてくる

 

5/31リリース

アニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」エンディングテーマ

 

鬼滅キッズの僕としては特に好きなエピソードがいよいよアニメ化してくれました。

上弦2体と場面を転換しながら対峙する展開が熱く、何度も訪れる理不尽とも言える絶望的な状況を切り抜けていくシーンがジャンプ連載で読んでいた時から毎週ハラハラしていました。

 

そんな刀鍛冶の里編のエンディングテーマを今回ノミネートしました。

 

エンディング映像は今回メインで活躍する2人の柱にスポットを当てた内容となっています。

全く別の理由で戦う道を選んだ2人でしたが、人々を守るために刀を握り鬼を斬るのは変わらない───

 

サビのラストでリズムが変わるところは、まさしく朝日が昇る瞬間の時がゆったり流れるような感覚になり、この作品の本筋である鬼との闘いが終わり陽の光を浴びる瞬間が自然と脳裏に浮かび上がってきます。

 

 

⑤壱雫空 / MyGO!!!!!

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もしこの雨が上がっても

忘れずに歩いていくよ

 

6/30リリース

アニメ「MyGO!!!!!」オープニングテーマ

 

放送が進むたびにTLで名前を見ない日は無い、と言ってもいいくらい話題になっていたMyGO!!!!!。

少し調べてみると特徴的な楽曲名が多く、少しずつ興味を持ち始めました。

いざアニメ本編を見てみるとキャラクターのポジティブな心情もネガティブな心情もこれでもかと見せつけられ、迷いながらも前に進んでいこうとする展開に気が付いたら一気に全部見終わっていました。

主題歌や劇中歌でたびたび羊宮さんの歌唱を聴く機会がありましたが、毎回その歌声に驚かされていました。

 

今回その中から壱雫空を選んだのは聴く機会が多かっただけでなく、歌詞を見たときに不器用になりながらも前に進んでいく彼女達の情景がスッと僕の頭に入り込んできた事が一番の理由です。

 

雨の中のひとしずくさえ一緒に連れて行く、晴れた空の下で傘を差す・・・それは迷ってたことを否定せずそれさえも自分が前に進んでいった証にする───

オープニング映像を見るたびに自然とそんな風に思っていました。

 

 

⑥Full moon…! / 有馬かな

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何度欠けても再び満ちて輝く

あの月のように

 

7/5リリース

アニメ「推しの子」挿入歌(キャラクターソング)

 

劇中で有馬かながかつて歌っていた曲、という設定で登場したこちらの曲。

アニメで聴いたときは、曲名にもある通り月のような優雅で幻想的な曲が単純に綺麗だな~って程度の感想でした・・・フルを聴くまでは。

 

音源を入手して2番を聴けるようになった時、いきなり下を向くことが増えたとの歌詞で始まっていました。

奇しくも役者として伸び悩んでいた過去を思わせる曲であることがわかりました。

ここで改めてアニメのPVは曲名に反してなぜ太陽の下のシーンが多いのか?との疑問が湧いてきました。

オタク特有の勝手な解釈ですが、かつては天才子役と呼ばれ太陽のように常に輝く存在だと自負していた彼女を表しており、今はさまざまな挫折を得て満ち欠けがあっても光り輝く存在である満月になりたいと願っている、と考えました。

1番の歌詞が自信があるように見て取れるところからもかつての天才子役時代を表しているように思えました。

自身が監督にとって使いやすい役者であることを理由に起用されていることを理解していても、それでも自分の舞台では光り輝きたい───

何度かこの曲を聴いていくうちにそのような彼女の願いがなんとなく感じられるようになりました。

 

 

⑦Endroll / 神山羊

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夢の途中で僕らは探してた

廻る世界が覚えてる傷を

 

7/9リリース

アニメ「BLEACH 千年血戦篇第2クール『-訣別譚-』」エンディングテーマ

 

子供の頃から好きだったBLEACHの最新クールからこの一曲。

疾走感のある曲調とアニメ映像の影に潜む滅却師の描写がかっこいい・・・と毎週楽しく聴いていました。

 

死神と滅却師との全面対決も佳境に入った今回のクール、原作で読んでいたころから好きな対戦カードがいくつもあり単純に映像化されるのが楽しみでした。

個人的には剣八VSグレミィの回が本当に好きで・・・

 

クールの最終回では嬉しい事に今までの戦いを振り返るような映像で特殊エンディングとしてこの曲が流れました。

BLEACH特有のスタイリッシュとオサレさがこれでもかと映像に詰め込まれおり、本当に最高のEndrollとなりました。

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アニオリの補完も追加されており、早く3クール以降が見たいですね。

 

 

⑧more than words / 羊文学

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いつからか正解を選ぶのが楽になって

本音言う無邪気なペース適当に誤魔化してる

 

9/1リリース

アニメ「呪術廻戦 渋谷事変」エンディングテーマ

 

激戦が繰り広げられる渋谷事変───

そんな本編とは対照的な日常の1ページを描いたエンディングテーマ。

1年生たちが楽しそうにしてるのは普段はこんな感じの雰囲気なのか~と思えると同時に本編の内容(と今後)を考えると切なくなる・・・

 

映像内でも渋谷を思わせるカットが多く、直接的に「渋谷事変」のエンディングテーマであることを意識させられる内容となっていたり、

歌詞の方をよく読むと虎杖の心情とシンクロする部分も結構あったりして、実はそっちの方でもちゃんと本編に沿った内容になってたりします。

 

 

⑨勇者 / YOASOBI

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くだらなくて 思わずふっと笑ってしまうような

ありふれた時間が今も眩しい

 

9/29リリース

アニメ「葬送のフリーレン」オープニングテーマ

 

曲の本編に対する解像度がぶっちぎりで高すぎる・・・

初めて聴いたときに思わず上の感想を抱いた人はきっと自分だけじゃないはず、そう思わせるほどとても印象的な曲でした。

 

フリーレンが旅に出る理由、かつて一緒に旅をした仲間たち・・・というかヒンメルの思いを改めて理解した上で歩む旅路と勇者が魔王を倒した後の世界の人々の暮らしがアニメとリンクする───

特に2番以降の解像度の暴力と言ってもいいくらいの歌詞は最初に聴いたときはうるっと来ました

長寿なエルフにとっては一生のほんの少しの時間だったけど、その後の人生を変えた出会いを風化させないように・・・みたいなことを考えては切なくなりますね。

 

 

⑩Walking Dream / 上原歩

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キミがスキなの ダメだなあ

ただ見つめている

 

10/4リリース

アルバム「Fly with You!! / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」収録

 

2023年の10選のラストはニジガクのアルバムからこちら。

今回のアルバムはラブソングをイメージした各メンバーの曲が収録されており、もちろんこの曲もラブソングなんですが・・・

 

初めて聴いたときは歩夢らしい可愛い曲だな~と思っていましたが、よく歌詞を聴くと・・・うん、怖い。

好きな人の行動把握や秘密を知っているのは当たり前、自分とあなたは相性ピッタリだから他の人は要らないよね?とストレートな狂気、「今日は間違えちゃっただけだよね」と言っちゃう寛容さ・・・

曲の中では徹頭徹尾「好き」って感情しか歌っていはずなのに、聴いている方はそれ以外の感情を抱けるのは却ってすごい・・・のかな?

公開されたリリックビデオの歩夢はめちゃくちゃ可愛い(特に双眼鏡を持ってる立ち絵)のに逆に恐怖を引き立てる出来なのは色んな意味で衝撃的でした。

一応真面目に考えると、アニメ1期の11話で見せた例のラストシーン・・・その状態で突き抜けちゃった感じなのかな。

名曲ぞろいのこのアルバムですが、一番衝撃的だったのでこの曲を選ばせてもらいました。

 

曲名が歩夢の英語なのはつい最近気付きました。

 

 

終わりに

 

意外とやってみたら今回もサクッとまとめることができました。

ほぼアニメから選ばれたのは自分があんまり現場に行くオタクじゃなくなったってことの現れかなみたいに考えました。

 

来年も気が向いたらやります。

 

 

 

 

2021年の楽曲10選

2021年もお疲れ様でした、ぐれいすです。

 

このブログでは3回目となる楽曲10選の季節です。

その年の10曲を選ぶって事は1年の振り返りって事でもあり、なんだかんだで楽しくオタクやってたんだなって思えますよね。

 

去年と一昨年のリンク↓↓

2020年の楽曲10選 - ぐれいすブログ (hatenablog.com)

2019年の楽曲10選 - ぐれいすブログ (hatenablog.com)

 

ルールはいつも通り

・2021年リリース

・同一アーティスト・コンテンツ・アニメから一曲ずつ   

・紹介は一般販売された順番

 

今年も特にジャンルを絞らずに行きます!

 

 

 

①夢で世界を変えるなら / ARCANA PROJECT

youtu.be

できるのは自分が変わること 他人は変わんない

 

2/10リリース

アニメ「回復術士のやり直し」エンディングテーマ

 

2021年の楽曲10選、まずはこちら。

アニメ本編とはかけ離れた 好きな人に会いに行きたい気持ちを歌った幻想的な一曲。

 

イントロから始まる心地いいリズム、サビにかけての盛り上げ、バックコーラスとの掛け合い・・・

一度聴いたら何回でも聴きたくなるような(実際に何回もリピートして聴いた、超A&Gの前とか)完成度の高さは必聴です。

 

そんなこちらの曲を歌っているグループ「ARCANA PROJECT」はタロットカードの世界観をテーマにしたユニットです。

各メンバーも担当カラーならぬ担当タロットカードが割り当てられ、楽曲やライブ名にもタロットやカードが由来のものもあるとのこと。

面白いところではCDのタイプが正位置verや逆位置verなど細かいところまで世界観に拘りが感じられますね。

今年の他のアニメタイアップ曲、「たゆたえ、七色」「とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか」などこちらの曲もなかなかの良曲です。

今後のアニメ×アイドル枠としても是非注目したいグループです。

 

 

②カムラ祓え歌 / 加藤いづみ

カムラ祓え歌

カムラ祓え歌

  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

郷里守り抜く暁まで

 

5/19リリース

モンスターハンターライズ オリジナルサウンドトラック 収録

ゲーム「モンスターハンターライズ」メインテーマ

 

まさかのモンハンからの一曲。

今作のモンハンは3rdのような和風テイストとなっておりこの曲もその例に漏れずゆったりとしたリズムで刻まれています。

システム的な話をすると拠点で流れているデフォルトBGMともなっているメインテーマですが、やはりそれだけではなくこの作品のキーワード「百竜夜行」とも密接に関わっています。

日本語verの歌詞に出てくるワード「追風(おいて)」「稲妻」「竜の百」などが表す通り、里に降りかかる禍(わざわい)が群れをなしてくる様子をまさに伝承としてこの地に古くから伝えていることがわかります。

そしてそんな災害から里を守る灯こそが里の人々にとっての「猛き炎」なのでしょう。

 

またそれだけではなく、DLCですが「ピアノver」「サマーver」とアレンジバージョンもあります。

「ピアノver」はしっとりとしたさらに落ち着いたアレンジに、「サマーver」はアップテンポでいながら清々しい正に夏のイメージがぴったりなアレンジとなっております。

ゲームをプレイしている人にはぜひどちらも聴いていただいて狩猟生活に花を添えてみてください。

 

 

③無限大ランナー / Run Girls, Run!

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目標なんて進化して遠ざかってゆくから

追いかけてちょうどいいんだよ

 

5/19リリース「ドリーミング☆チャンネル!」カップリング曲

 

3曲目は曲名からもわかるように疾走感のあるこの曲です。

何かを頑張りたいとき、やり遂げるため努力したいとき、まさに走り出したとき・・・そんなときに是非聴いてほしい前向きになれる一曲です。

 

この曲を選んだ理由はコロナでイベントが中止になりまくった2020年~2021年でしたが、そんなときでもやっぱり好きな曲を聴いて元気になれるのは自分の中で大切な事で、そのことをなんとなく思い出させてくれたのがこの曲だったからです。

同時に、この曲をいつかライブでも聴ききたいという目標もできました。

 

そして今年の11月、無事にそれは叶いました。

 

もう一つこの曲を選んだ理由は上にも上げた歌詞が、僕の好きな曲「Wind Climbing 〜風にあそばれて〜」となんとなくリンクしてるなと思えたところです。

 

君と生きてく明日だから這い上がるくらいがちょうどいいし、遠ざかっていく目標だから追いかけるくらいがちょうどいい。

 

そんな前向きすぎてポジティブすぎる所も大好きです。

 

 

ライラック宣言 / アルテミスの翼

ライラック宣言

ライラック宣言

  • アルテミスの翼
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

music.apple.com

大好きですっ!

 

7/13リリース

※サブスク・配信は7/7に解禁

 

一言で言うならTheアイドルソングとでも言いましょうか?

個人的な事情を説明すると、昨年僕が推していたグループの子が移籍したユニット(その子は今はソロで活動中)の一曲です。

 

このブログの中に出てくる曲の中で間違えなく僕が今年現場で一番聴いた曲ですね(まあアイドルと声優はイベントの絶対数は違うからね…)。

 

ライラック花言葉は「思い出」「友情」、特にこの曲のモチーフとなった衣装の色(紫)のライラック花言葉は「恋の芽生え」「初恋」。

 

そんな花言葉のイメージ通り女の子の淡い恋心のもどかしさを歌った曲です。

 

僕が10選を決めるときに意識していることの一つに、その曲に対して自分がどんな思い出を持っているかというのがあります。

 

この曲が初披露されたのはとある夏フェスでした。

あいにくの雨でしたそんなもの吹き飛ばすくらい、この曲を初めて聴いたときは衝撃的でした。

ライブで初披露された場面に立ち会えた喜びもありますが、それ以上に「俺が求めていた曲!」という感覚がシンプルに沸き上がってきました。

他のオタクも高まっているのが目に見えて、この感覚は自分だけじゃないとも思えました。

 

そして落ちサビの正に運命の瞬間、推しの「大好きですっ!」はずっと忘れられない最高の夏の「思い出」になりました。

 

 

⑤三花三様、夢いろ花舞姫 /  NonSugar

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それぞれのスマイルが(わになって!)

それぞれ夢いろに(はりあって!)

ほころんでステキ花舞姫!(ハイッ!)

8/25リリース「Tasting NonSugar」収録

 

待ってました!月川ちりちゃんソング!

各メンバーのモチーフ曲を含めた新曲を引っ提げて登場したNonSugarのアルバムからこちら。

 

キャラクターのイメージ通りに全体的に和の雰囲気でありながらのアップテンポなお祭りソングですね。

 

コロナにより延期になりながらもやっと開催することができたNonSugar単独イベント。

案の定・・・というか想定以上に披露された新曲はどれも楽しめましたが、一番高まった曲と言えばこの曲でした。

 

推しキャラの曲であることを抜きにしても、和ロックが大好きな僕は見事に盛り上がってしまいました。

もしちりちゃんの曲が来るなら和風でしっとり目かな・・・?と思っていた予想をいい意味で裏切られ、NonSugarらしく3人の仲の良さも感じられる曲にはかしこまってしまいますね。

 

視聴ページはアルバムの紹介となっています、この曲以外も素晴らしい曲が多いので是非聴いてみてください。

 

 

⑥薔薇と私 / 星野薫(大地葉)×沢田千夏(松田利冴)×沢田千秋(松田颯水)

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いつも助け合った私たちの世界は

突然床が二つに割れ手を引き離す

 

8/25リリース

アニメ「かげきしょうじょ!!」8話・9話エンディングテーマ

※8話→1番(星野薫) 9話→2番(沢田千夏×沢田千秋)

 

「かげきしょうじょ!!」のエンディングテーマは同じメロディで各キャラ毎に異なる歌詞で歌われています。

そんなキャラソンのようなこの曲から敢えて選ぶとしたらこの「薔薇と私」。

もっと言うと沢田姉妹のパート。

なぜなら僕は双子系の話が好きだからです。

 

この2人はどんな時でも一緒の道を歩むほどの仲の良さです。

ですが、同じ道を進むということは時にはライバルでもあるということで・・・

2人のうちどちらかしか選ばれなかった時、残されたもう1人の方には嫉妬や憎悪の感情が湧いてしまい、その気持ちは些細なことから行動として表に出てしまいました。

結果2人は喧嘩をして離れてしまいましたが、気持ちを吐き出して無事に仲直りできました。

一緒に歩いてきた道がこれから二手に別れてしまっても、いつかまた道が交わったときに2人は再開できる事を信じて―――

 

そんな2人の気持ちを歌った曲でした。

 

また冒頭でも紹介したようにアニメ「かげきしょうじょ!!」のエンディングテーマは同じメロディで別々のキャラが歌っていますが、キャラクターによって全く違った印象を受けます。

 

この点もまた面白いところだと思いました。

 

 

⑦First Love Again / 天王寺璃奈

youtu.be

忘れたくないよ 嬉しかったこと

写真には記録出来ない記憶

 

10/13リリース アルバムL!L!L! (Love the Life We Live)収録

ゲーム「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」天王寺璃奈キズナエピソード27話挿入歌

 

L!L!L! (Love the Life We Live)収録曲はどれも素晴らしく、このアルバムからどれか1曲しか選べないのはとても悩みました。

ですがその中から唯一のバラードであるこの曲に決める事にしました。

 

というのはスクスタ内のキズナエピソードとこの曲のリンクが一番印象に残ったからです。

あらすじを説明すると、病気が原因で記憶が持たない子との切ないストーリー―――という劇中映画の主題歌を担当することになった璃奈ちゃん。

記憶が持たないということは失敗も忘れることができるから恐れずになんでもチャレンジができるということ。

ライブでこの曲を披露するときに璃奈ちゃんボードは使わないと言ったのはおそらくこの登場人物のようにチャレンジをしたいと思ったからでしょうか。

 

キズナエピソードを見終えた後にこの曲を聴いて自然と涙が溢れてきたのは私だけではないのと思います。

歌詞を聴いてすっと頭に入ってくる情景。

痛いほど伝わってくる2人の心情。

忘れたくない思い出を胸にしまって、何度でも初恋をする―――

そんなシーンを思い浮かべながら早くライブで聴きたい一曲です。

 

この曲もまた視聴ページがアルバムの紹介となっています。

ニジガクを知らない人でも好きになれる曲はあると思いますのでこちらも是非全部聴いてみてください。

 

 

⑧ノンフィクション!! / Liella!

youtu.be

ねえこれからの迷いのない

私を見てなさい

 

10/20リリース

アニメ「ラブライブ!スーパースター!!」10話挿入歌

 

ラブライブ!スーパースター!!第10話 チェケラッ!!

 

予告でサブタイトル見たとき、正直ネタ回かな?みたいに思いました。

・・・ふたを開けてみればそれは今期一番の平安名すみれ回でした。

 

同時に僕のLiella!の推しも決まりました。

 

ラップの素質があり念願のセンターとなり張り切るすみれですが、学校内での意見はすみれはセンターに向かないというものでした。

地区予選を勝つために自分のセンターは決勝まで取っておくと言って身を引くすみれ、それでも彼女がセンターに相応しいと思うメンバー。

 

自信がなかった彼女はそんな期待も同情のように聞こえてしまいました。

更には可可にとっても絶対に負けることが出来ない理由を知ってしまいます。

 

なおさら勝つために自分をセンターにするべきでないと伝えますが、なぜ彼女をセンターにしたいのかその真意を聴いて考えを改めようとしました。

可可に差し出されたティアラを受け取ろうとした瞬間に突風が吹き、ティアラが飛ばされました。

走って追いかけて危険を顧みずに飛び込んで伸ばしたその手の先には―――

 

ついに彼女は夢を、ティアラを掴むことが出来ました。

この時の彼女の顔はとても満足気でしたね。

同時に今まで届かなかったセンターについに手が届いた瞬間でした。

 

僕はこの時の可可が「すみれ」と呼ぶシーンでガチ泣きしました・・・

 

その後にすみれはついに憧れていたセンターに立つことが出来ました。

仲間からの信頼が自信となり、自分の手で迷いなく掴み取ったその場所に。

 

きちんと自分が納得をして夢を叶える姿に惹かれ、同時に彼女の決意を表しているこの曲が大好きです。

 

 

⑨Fever Dreamer / Mia REGINA

youtu.be

誰も邪魔させないから 君の今を生きろ

 

11/3リリース

アニメ「逆転世界ノ電池少女」オープニングテーマ

 

2021秋アニメよりこの曲。

 

最初はロボットものか~程度に見ていたこのアニメですが、個々のキャラが自分の好きなものを主張する描写に目を奪われていきました。

 

アニメだったり特撮だったり、アイドルだったり、ゲームだったり・・・

 

オタクなら、いやオタクじゃなくても誰しもが大切なものを持っており、それを取り上たり邪魔をすることは誰にもできない―――

 

この曲は正にそんな熱い思いを歌った曲です。

 

好きな気持ちが文字通り動力源となり大きな力になる描写は単純に見ていて面白かったです。

 

アニメもゲームもアイドルもイベントもライブも好きな自分だからこそ自分。

誰しもそんな好きな気持ちが生きる原動力になっている、そんな風に思えました。

 

 

⑩Dreaming Sound / 鈴木杏奈

youtu.be

好きな(気持ち) 溢れるくらい

叫び続ける 本気(マジ)ハート

 

12/1リリース

アニメ「ワッチャプリマジ!」オープニングテーマ

 

ラストはプリティーシリーズ最新作よりこちら。

作品内で心愛れもん役を演じる鈴木杏奈さん。

この曲の印象はなんといっても彼女のその歌唱力。

なんとまだ18歳という若さでこの歌声は、最初は信じられませんでした。

 

リリースイベントに参加してトークを聴いていた時もまだあどけなさが残るような

フレッシュな印象でした。

ですが歌唱パートになると一転、やはり何度も聴いていたこの曲の歌声でした。

 

まだまだ若い彼女がこの先どのように成長していくのか、今後に期待が高まっていきます。

 

またプリマジの方もまだ始まったばかりですが回を追うごとに面白く、これからの展開が楽しみです。

 

 

終わりに

以上が私的な2021年の楽曲10選となります。

 

振り返ってみれば推しの卒業から幕を開けた2021年で正直オタクのモチベはもう上がらないかななんて事を考えていましたが、なんだかんだで楽曲が好きな部分は変わらなかった為気が付けば前と同じように現場に行くことをいつも楽しみにしていました。

また夏頃から大きな規模のライブも徐々に解禁されてきた事も嬉しかったですね。

今でも制限がいくつかありますが、少しずつ以前の日常を取り戻してきている感覚でそれも追い風になったのかもしれません。

 

ところで、個人的な報告をすると今更過ぎではありますがつい最近アップルミュージックに入りました。

2022年はサブスクで気軽に色んな曲が聴けると思うので「この曲で興味を持ったしこのアーティストの他の曲はどうだろ・・・」みたいに楽しんでいきたいと思います。

 

もちろん今まで通り現場で聴いて好きになる曲や個人的に大事にしたい背景がある曲にも出会っていきたいです。

アニメもアイドルも声優もゲームも好きだし、その世界を彩る曲というのもまた同じように好きです。

 

最後に、僕と同じ現場に通ってるオタク、同じコンテンツを推してるオタク、他愛もなくアニメの感想を言い合ってたオタクに見てもらえると幸せです。

 

それでは!

 

 

 

 

 

 

今年はなんとかギリギリにならないで済んだ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

6輪の小さい花と1人のナード ~さよならGood Time~

ライブ前の感情についてはこちら

 

dreamingmermaid.hatenablog.com

 

dreamingmermaid.hatenablog.com

 

 まずはこのご時世にも関わらずに最後までライブに参加できたこと、推しと実際に話す機会を設けてくれたことに感謝しています。

 

1月23日、駅を出てからのSELENEまでの雨の中の道のりは気分的に遠く感じた(実際遠いけど)。

 

会場にたどり着いて、横断幕やスタフラを見て「あー本当にここで最後なのか…」と思わずに居られなかった。

 

ライブが始まるまでの落ち着かない気持ちは久しぶりだった。

 

ホールに少しずつ増えていくオタクを見て開演時間が少しずつ近付いてきている事が理解できた。

 

スタフラの写真を撮ったり、仲のいいオタク同士が楽しくしゃべっている様子を見たり、BGMに耳を傾けたりもしながら時間が過ぎて行った。

 

早く始まってほしいけど始まったら終わるまで走り続けてしまうからずっと始まらないで欲しい。

 

そんな事を考えたりもしたけど開演時刻になり、OAの方たちのライブが始まった。

 

最後のゲストのハニスパのラストの曲、ここで時が止まれば一生終わりは来ないのではないか?と思いながら聴いていたけど実際にはそんなことは無いしいつもと同じように彼女達も歌い終えてステージから捌けて行った。

 

いよいよその瞬間、いつものFiORéclaDが流れ始めた。

 

この日も聴こえてきたメンバーの「スタフィオ行くぞ!!」の声とともに本当に終わりの始まりが来た。

 

最後の遠征、最後のオフ会、最後の対バン……そして始まった最後のライブ。

 

いつものPuro☆Unfioreの始まりがこの日は少し違って聴こえたような気がした。

 

色んな感情が止まらない時間が過ぎて行った。

 

最後まで本当に楽しかった。

 

この6人が今日まで駆け抜けてきた集大成、それがこのステージだった。

 

曲を聴いて、歌ってるメンバーの表情を見て、たくさんの思い出がこみ上げてきた。

 

最初は読めなかった曲名も今では全部覚えたし、振りコピもまあまあできるようになった。

 

このご時世、現場に行ってライブを生で見れないことが増えてしまった。

 

そんな中で改めて僕はライブが好きな事に気付かされた。

 

会場の熱気も、推しからのレスも、落ちサビのかっこいいところを肌で感じられるところも全部ライブでしか味わえない悦びだ。

 

今日、この日この場所に来れたことが改めて幸せだった。

 

スタフィオの持ち曲を一通り歌い終わって、卒業メンバーのパートが来た。

 

まずは乃愛ちゃんの番、同期のれんれんが一緒に歌ってくれた。

 

明日からの道は違くてもこの2人が一年前に加入してきてくれて今日まで一緒に歩んできてくれたことが本当にうれしくて、1/4の周年ライブの続きを見ているような気持ちになった。

 

意外と頑固だけど新しい未来に向かってどんどん前に進んでいく行動力がある乃愛ちゃん、マイペースだけどもファンの事をいつでも考え自分ができる事を見つけてそれを実行できるれんれん。

 

色んな意味でも対照的な2人だからこそそれぞれのいい所がはっきりと見えていたのかな。

 

歌い終わった2人を見て、感極まっていたのは僕も同じだった。

 

本当にスタフィオに入ってきてくれてありがとう。

 

 

2人のステージの次は垣村さんの出番だった。

 

彼女のソロと言えばもちろんR:consegna♋。

 

一番好きな推し、そんな君の曲は今日の彼女とそのファンを表しているような気もした。

 

強い決意と会えなくなってしまっても大好きな気持ち。

 

初めて覗いた望遠鏡から見つけた、無数にある光輝く星の中から出会えた君、そんな偶然な出会いから始まった運命。

 

本当にスタフィオに、垣村玲那さんに出会えた幸せがこの歌に込められていた。

 

アイドルをこの日まで続けてきてくれた彼女、そんな君が今までステージから見ていた景色はどうでしたか?

 

僕は紫色の輝きを見つけることができて本当によかった、間違いなく最高の一等星だったよ。

 

 

垣村さんが舞台に残り、優歩ちゃんが来た。

 

今日でアイドル人生に区切りをつける、そんなこの日のための衣装を身に纏った2人。

 

彼女達の歌に包まれた会場は、幸せな空間だった。

 

今までたくさんの人に笑顔を届けくれた分も含めて、これからの人生も幸せになってほしい。

 

多分、僕含めてファンの人はそんな気持ちになっていたと思う。

 

 

卒業メンバーのパートが終わり、いよいよクライマックスは来た。

 

ここまで歌われていなかった曲はどれも最高にスタフィオを表している曲だと思う。

 

アンコール前のラストはaile←Ave;nir。

 

少し前(去年の11月くらい)、ラストのサビで少しだけ追加されている歌詞について考える時間があった。

 

君とならば どんな時も

 

1人では広すぎる空でも、信じ続けて巡り合った仲間がいれば飛んでいける事。

 

そんな出会いの先、まっすぐに進みだした未来で会えない時でも一緒に居ると思えるほどに縮まった距離。

 

この6人が出会ってくれたからこそこの日まで全力で羽ばたいてきてくれた、この曲が本当に大好きだ。

 

メンバー一人一人の見せ場が本当に綺麗で、ライブで何回聴いても色あせない最高の名曲。

 

歌に込められていた思いは最後まできちんと僕の胸に届いたよ。

 

 

アンコールが明けた。

 

この6人が歌える時間も残り僅か。

 

ラスト2曲、まずはfiore d'amore*だった。

 

ユニット名にもある小さい花を意味するタイトル。

 

この曲はここ最近で僕の中で大好きになった曲だ。

 

メンバーの卒業が発表されて、一つのゴールが見え始めた瞬間に今まで何気なく聞いていたこの曲の本当の魅力に気が付いたような気がした。

 

それは曲のラストの部分。

 

花の色鮮やか 涙でぼやけるの

記憶する花の香り なんでここにいないの 何もできない

 

優歩ちゃん垣村さんの卒業と乃愛ちゃんの移籍が発表されてこの歌詞が持つ意味について共感することができるようになった。

 

ステージで美しく咲いているメンバーを今までのように見ることができなくなる事、それに気が付いた瞬間に僕もステージがぼやけて見えた。

 

それでもかすかに見える色は綺麗で、必死に目に焼き付けようとしていた。

 

そしてこのパートのお気に入りのところはメンバー全員の歌唱であるところとオタクが推しの名前を叫ぶコールとなっているところだ。

 

曲が最高に盛り上がる瞬間に向けてファンの声援でステージの花が最高に輝いて見える。

 

照明などの効果もあり、ライブを作り上げるのには演出、アーティスト、ファンのすべての要素が不可欠であることが実感できる。

 

今では声出しができなくなってしまったけど、その光景も併せて最高の景色だった。

 

そしてそこから繋がる

 

さよならGood Time 来年また この気持ち咲くのかな?

同じ花はもう咲かない 本当は知ってるんだ

 

最後のライブはもちろん特別だ。

 

でもよく考えてみると、対バンでもミニライブでもセトリや場所も変わればその場に来ている客だって変わっている。

 

同じような気持ちになることはあっても同じ花が咲くことは無い。

 

そんな瞬間瞬間の儚さは何よりも美しいものだった。

 

 

 いよいよ、本当に最後の曲。

 

スタフィオと言えばこの曲だとほとんどの人は言うと思う。

 

La mia adolescenza.

 

この曲のリリイベでスタフィオに巡り合えた個人的にも思い入れの強い、ラストを締めくくるのに相応しい曲。

 

疾走感のある曲調はスタフィオとファンがこの日まで走り続けてきたことを思い出させる。

 

僕も飛び込んできたこの世界、いよいよその場所が終わってしまう。

 

最後の僕の表情は泣いていたし笑っていたと思う。

 

でもそれでよかった。

 

この最高のステージという夢から覚めて、同じ景色は見れなくなるけどそれはさよならじゃない。

 

この6人を見届けてから僕も、彼女達もまだまだ歩き続ける。

 

それはある意味新しい始まりでもある。

 

最後に君に感じるままを伝えることは出来たかな?

 

 

 

 

 

 

 

ラストのライブは終わった。

 

特典会でもたくさん話せて(誰もが思っていたより長かったけど)、満足した。

 

これからも会える君たちには次のステージを楽しみにしている。

 

この日にゴールを迎えた君と君には最後まで本当に楽しませてもらったし、その感謝も伝えることができた。

 

 

改めて1/23を迎えることができて、このスタフィオを見届けることができたことが幸せだった。

 

最強のメンバーが居てくれて、オタクとも楽しくやってこれた最高の居場所。

 

その空間に僕も居れた事は本当に感謝してもしきれない。

 

 

この世界で咲いてくれた6輪の小さい花は1人のナードの心を満たしてくれたよ。


君たちが出会ってくれた事、僕も出会えた事、本当にありがとう。



またね!

 

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6輪の小さい花と1人のナード 後半(主に今の気持ち)

前半↓

dreamingmermaid.hatenablog.com

 

当たり前に続くと思っていたけど、人にはそれぞれ人生がある。

 

優歩ちゃんの卒業を聞いて、家に帰って泣いた。

 

泣きながらこの6人が本当に好きだったんだなって改めて気が付いた。

 

そして、垣村玲那さんの卒業も発表された。

 

アイドルのオタクをしていたら避けることができない、推しの卒業。

 

推し(声優)ユニットの解散は経験していたけど、ユニットは残り推しだけが居なくなる経験は人生で初めてだった。

 

大好きな人に残りわずかしか会えない事と今のこの形が変わってしまう事が本当に信じられなかったし、また来週に名古屋ReNYでこの6人のライブあるんじゃないか…なんて思っている。

 

それくらいに、スタフィオがこの6人で居ることが当たり前に感じていた。

 

多分僕が知ったタイミングや現場によく行くようになったタイミングもあるのかもしれない。

 

現状に満足をしている人は誰しも変化を受け入れがたいと思う。

 

グループは残り、知っていた人のカラーや歌唱パートを違う人が引き継ぐ事はアイドルの世界では少なくない。

 

実際に僕自身何度も見ていたけど、どこか自分には関係ないと思っていた。

 

だけど当事者になって初めてその変化が怖い事に気が付いた。

 

音源で聴ける声ももう現場では聴けない、チェキを撮って他愛のない話をすることもできなくなる。

 

当たり前が当たり前でなくなる瞬間は当たり前にやってきた。

 

それでも、人にはそれぞれ人生がある。

 

卒業の別れの涙はどれだけ流したかわからないけど、そんな彼女達に笑わせてもらった回数はその何十倍も何百倍もあることもまた事実だ。

 

バカみたいにエクストリーム出勤した時は肉体的な疲れは多少はあっても精神的には満足していた事。

 

Brilla di più# が来るたびに高まってたらあらゆるオタクに笑われまくった事。

 

名古屋遠征を年に2,3回くらいしてなかったオタクなのに気がついたら週に2,3回名古屋に行っていた事。

 

ふざけて作ったコラがなんか伸びてた事。

 

 

全部この現場に来たからできた事だった。

 

今の6人のステージが見れる残りの回数が限られている事が分かったからこそ、今まで聴いていた歌により共感することができるようになった。

 

歌詞の一つ一つのフレーズの意味がより深く心に突き刺さり、改めてその曲の良さが理解できた。 

 

1/23の区切りを迎えてスタフィオの形は変わってしまうけど、それでもこの現場に足を運んできた事に後悔はないと言える。

 

これからもスタフィオで居てくれるメンバーも、新しいステージに進むメンバーも、その決断が間違っていなかったと思える人生を送ってほしい。

 

 

ゆーほちゃん、れんれん、すっちゃん、乃愛ちゃん、あちゃん、れいにゃ

 

オタク含めて今日は泣くと思うけど、1/24からはまた笑っていて欲しい。

 

 

出会ってくれてありがとう。

 

 

崩れそうな笑顔に さよならするよ

 

 

 

 

 

明日は 寝坊しないように気を付けます…