2023年楽曲10選
今年もこの季節がやってきましたね、去年は飛んで2年ぶりに更新です。
今年はそんなに現場にも行ってないしアニメも見てないから10曲も選べないだろ・・・って思っていましたが、なんとなくオタクの投稿見てピックアップしていったら「案外行けるんじゃね??」ってなったのでととんとん拍子で決まりました。
ルールはいつも通り
・2023年リリース
・同一アーティスト・コンテンツ・アニメから一曲ずつ
・紹介は一般販売された順番
それでは行きましょう!
- ①Dystopia feat. AYAME (from AliA) / Sizuk
- ②Take Me Maybe / Penthouse
- ③ひろがるスカイ!プリキュア ~Hero Girls~ / 石井あみ
- ④コイコガレ / milet × MAN WITH A MISSION
- ⑤壱雫空 / MyGO!!!!!
- ⑥Full moon…! / 有馬かな
- ⑦Endroll / 神山羊
- ⑧more than words / 羊文学
- ⑨勇者 / YOASOBI
- ⑩Walking Dream / 上原歩夢
①Dystopia feat. AYAME (from AliA) / Sizuk
氷の領域 溶かして 解き放って
閉じ込めた過去の向こう 広い世界へ
1/6リリース
アニメ「冰剣の魔術師が世界を統べる」オープニングテーマ
2023年のスタートはこちら!
毎回アニメで流れ始めるタイミングがとても印象的で、イントロの綺麗な旋律耳に残りやすい第一印象でした。
そんなメロディから始まり主人公の過去の心境を表した歌詞────
妙に突っ込みどころが多いアニメ内容本編の日常パートとの対比もあって一層シリアスさが引き立つ一曲。
過去の孤独や苦悩、仲間を失って凍てついた心を新たに出会った友人との交流を得て徐々に溶かしていく展開とシュールなシーンは単純に見ていて楽しいアニメでした。
是非2期もお願いします。
②Take Me Maybe / Penthouse
始まりと終わりが溶けた窓辺
いたいけなあの頃が映る
1/10リリース
アニメ「デジモンゴーストゲーム」2023年1月~最終話エンディングテーマ
毎回楽しく見ていたゴーストゲームの最終シーズンエンディングテーマ。
今までは1話完結型だった話が徐々にクライマックスに向けて明確なゴールを目指し始める展開になり、終わりが近付いてきた・・・って実感した時は本当に辛かったです。
そんな気持ちになりながら毎回聴いていたこの曲、新しい一歩を踏み出すために別れを告げるけど思い出は一緒に着いていく───
そんなメッセージが前向きな気持ちにしてくれる曲でした。
自分の人生に今まであった、地元との別れやお世話になった人の旅立ち・・・オタク的にはコンテンツの終焉やユニットの解散、推しの卒業など色んな「別れ」をつい思い出してしまいましたが楽しかった「思い出」もよみがえる気持ちにさせてくれました。
やっぱりこの季節は別れの季節だよなぁ・・・ってしんみりした気持ちになったときはまた聴きたい曲です。
③ひろがるスカイ!プリキュア ~Hero Girls~ / 石井あみ
未完成で 未確認の 未来図は自分次第
3/22リリース
アニメ「ひろがるスカイ! プリキュア」オープニングテーマ
今回のプリキュアは「空」と「ヒーロー」がテーマですが、疾走感のあるメロディがどこまで広がる空を、力強さを感じさせる石井さんの歌声がヒーローをイメージさせてくれる曲です。
なんとなくプリキュアの主題歌は「かわいい」寄りな印象がありましたが、今回は「かっこよさ」に全振りしたヒロイックな曲調です。
そんな中でも所々に出てくる「涙」や「泣いてもいい」などのワードが強い人も悩んでいる事を教えてくれます。
逆に自分が弱さを見せることはあっても「ヒーロー」にはなれるというのがこの作品のメッセージなんだなと改めて考えさせられました。
まさに未来は自分次第、広がる空のように───
ある意味王道的なテーマの今回のプリキュアを象徴した、前向きさを奮い立たせる一曲です。
④コイコガレ / milet × MAN WITH A MISSION
悲しくって苦しかった夜を切り裂いて
朝焼けを連れてくる
5/31リリース
アニメ「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」エンディングテーマ
鬼滅キッズの僕としては特に好きなエピソードがいよいよアニメ化してくれました。
上弦2体と場面を転換しながら対峙する展開が熱く、何度も訪れる理不尽とも言える絶望的な状況を切り抜けていくシーンがジャンプ連載で読んでいた時から毎週ハラハラしていました。
そんな刀鍛冶の里編のエンディングテーマを今回ノミネートしました。
エンディング映像は今回メインで活躍する2人の柱にスポットを当てた内容となっています。
全く別の理由で戦う道を選んだ2人でしたが、人々を守るために刀を握り鬼を斬るのは変わらない───
サビのラストでリズムが変わるところは、まさしく朝日が昇る瞬間の時がゆったり流れるような感覚になり、この作品の本筋である鬼との闘いが終わり陽の光を浴びる瞬間が自然と脳裏に浮かび上がってきます。
⑤壱雫空 / MyGO!!!!!
もしこの雨が上がっても
忘れずに歩いていくよ
6/30リリース
アニメ「MyGO!!!!!」オープニングテーマ
放送が進むたびにTLで名前を見ない日は無い、と言ってもいいくらい話題になっていたMyGO!!!!!。
少し調べてみると特徴的な楽曲名が多く、少しずつ興味を持ち始めました。
いざアニメ本編を見てみるとキャラクターのポジティブな心情もネガティブな心情もこれでもかと見せつけられ、迷いながらも前に進んでいこうとする展開に気が付いたら一気に全部見終わっていました。
主題歌や劇中歌でたびたび羊宮さんの歌唱を聴く機会がありましたが、毎回その歌声に驚かされていました。
今回その中から壱雫空を選んだのは聴く機会が多かっただけでなく、歌詞を見たときに不器用になりながらも前に進んでいく彼女達の情景がスッと僕の頭に入り込んできた事が一番の理由です。
雨の中のひとしずくさえ一緒に連れて行く、晴れた空の下で傘を差す・・・それは迷ってたことを否定せずそれさえも自分が前に進んでいった証にする───
オープニング映像を見るたびに自然とそんな風に思っていました。
⑥Full moon…! / 有馬かな
何度欠けても再び満ちて輝く
あの月のように
7/5リリース
アニメ「推しの子」挿入歌(キャラクターソング)
劇中で有馬かながかつて歌っていた曲、という設定で登場したこちらの曲。
アニメで聴いたときは、曲名にもある通り月のような優雅で幻想的な曲が単純に綺麗だな~って程度の感想でした・・・フルを聴くまでは。
音源を入手して2番を聴けるようになった時、いきなり下を向くことが増えたとの歌詞で始まっていました。
奇しくも役者として伸び悩んでいた過去を思わせる曲であることがわかりました。
ここで改めてアニメのPVは曲名に反してなぜ太陽の下のシーンが多いのか?との疑問が湧いてきました。
オタク特有の勝手な解釈ですが、かつては天才子役と呼ばれ太陽のように常に輝く存在だと自負していた彼女を表しており、今はさまざまな挫折を得て満ち欠けがあっても光り輝く存在である満月になりたいと願っている、と考えました。
1番の歌詞が自信があるように見て取れるところからもかつての天才子役時代を表しているように思えました。
自身が監督にとって使いやすい役者であることを理由に起用されていることを理解していても、それでも自分の舞台では光り輝きたい───
何度かこの曲を聴いていくうちにそのような彼女の願いがなんとなく感じられるようになりました。
⑦Endroll / 神山羊
夢の途中で僕らは探してた
廻る世界が覚えてる傷を
7/9リリース
アニメ「BLEACH 千年血戦篇第2クール『-訣別譚-』」エンディングテーマ
子供の頃から好きだったBLEACHの最新クールからこの一曲。
疾走感のある曲調とアニメ映像の影に潜む滅却師の描写がかっこいい・・・と毎週楽しく聴いていました。
死神と滅却師との全面対決も佳境に入った今回のクール、原作で読んでいたころから好きな対戦カードがいくつもあり単純に映像化されるのが楽しみでした。
個人的には剣八VSグレミィの回が本当に好きで・・・
クールの最終回では嬉しい事に今までの戦いを振り返るような映像で特殊エンディングとしてこの曲が流れました。
BLEACH特有のスタイリッシュとオサレさがこれでもかと映像に詰め込まれおり、本当に最高のEndrollとなりました。
アニオリの補完も追加されており、早く3クール以降が見たいですね。
⑧more than words / 羊文学
いつからか正解を選ぶのが楽になって
本音言う無邪気なペース適当に誤魔化してる
9/1リリース
アニメ「呪術廻戦 渋谷事変」エンディングテーマ
激戦が繰り広げられる渋谷事変───
そんな本編とは対照的な日常の1ページを描いたエンディングテーマ。
1年生たちが楽しそうにしてるのは普段はこんな感じの雰囲気なのか~と思えると同時に本編の内容(と今後)を考えると切なくなる・・・
映像内でも渋谷を思わせるカットが多く、直接的に「渋谷事変」のエンディングテーマであることを意識させられる内容となっていたり、
歌詞の方をよく読むと虎杖の心情とシンクロする部分も結構あったりして、実はそっちの方でもちゃんと本編に沿った内容になってたりします。
⑨勇者 / YOASOBI
くだらなくて 思わずふっと笑ってしまうような
ありふれた時間が今も眩しい
9/29リリース
アニメ「葬送のフリーレン」オープニングテーマ
曲の本編に対する解像度がぶっちぎりで高すぎる・・・
初めて聴いたときに思わず上の感想を抱いた人はきっと自分だけじゃないはず、そう思わせるほどとても印象的な曲でした。
フリーレンが旅に出る理由、かつて一緒に旅をした仲間たち・・・というかヒンメルの思いを改めて理解した上で歩む旅路と勇者が魔王を倒した後の世界の人々の暮らしがアニメとリンクする───
特に2番以降の解像度の暴力と言ってもいいくらいの歌詞は最初に聴いたときはうるっと来ました。
長寿なエルフにとっては一生のほんの少しの時間だったけど、その後の人生を変えた出会いを風化させないように・・・みたいなことを考えては切なくなりますね。
⑩Walking Dream / 上原歩夢
キミがスキなの ダメだなあ
ただ見つめている
10/4リリース
アルバム「Fly with You!! / 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」収録
2023年の10選のラストはニジガクのアルバムからこちら。
今回のアルバムはラブソングをイメージした各メンバーの曲が収録されており、もちろんこの曲もラブソングなんですが・・・
初めて聴いたときは歩夢らしい可愛い曲だな~と思っていましたが、よく歌詞を聴くと・・・うん、怖い。
好きな人の行動把握や秘密を知っているのは当たり前、自分とあなたは相性ピッタリだから他の人は要らないよね?とストレートな狂気、「今日は間違えちゃっただけだよね」と言っちゃう寛容さ・・・
曲の中では徹頭徹尾「好き」って感情しか歌っていはずなのに、聴いている方はそれ以外の感情を抱けるのは却ってすごい・・・のかな?
公開されたリリックビデオの歩夢はめちゃくちゃ可愛い(特に双眼鏡を持ってる立ち絵)のに逆に恐怖を引き立てる出来なのは色んな意味で衝撃的でした。
一応真面目に考えると、アニメ1期の11話で見せた例のラストシーン・・・その状態で突き抜けちゃった感じなのかな。
名曲ぞろいのこのアルバムですが、一番衝撃的だったのでこの曲を選ばせてもらいました。
曲名が歩夢の英語なのはつい最近気付きました。
終わりに
意外とやってみたら今回もサクッとまとめることができました。
ほぼアニメから選ばれたのは自分があんまり現場に行くオタクじゃなくなったってことの現れかなみたいに考えました。
来年も気が向いたらやります。
2021年の楽曲10選
2021年もお疲れ様でした、ぐれいすです。
このブログでは3回目となる楽曲10選の季節です。
その年の10曲を選ぶって事は1年の振り返りって事でもあり、なんだかんだで楽しくオタクやってたんだなって思えますよね。
去年と一昨年のリンク↓↓
2020年の楽曲10選 - ぐれいすブログ (hatenablog.com)
2019年の楽曲10選 - ぐれいすブログ (hatenablog.com)
ルールはいつも通り
・2021年リリース
・同一アーティスト・コンテンツ・アニメから一曲ずつ
・紹介は一般販売された順番
今年も特にジャンルを絞らずに行きます!
- ①夢で世界を変えるなら / ARCANA PROJECT
- ②カムラ祓え歌 / 加藤いづみ
- ③無限大ランナー / Run Girls, Run!
- ④ライラック宣言 / アルテミスの翼
- ⑤三花三様、夢いろ花舞姫 / NonSugar
- ⑥薔薇と私 / 星野薫(大地葉)×沢田千夏(松田利冴)×沢田千秋(松田颯水)
- ⑦First Love Again / 天王寺璃奈
- ⑧ノンフィクション!! / Liella!
- ⑨Fever Dreamer / Mia REGINA
- ⑩Dreaming Sound / 鈴木杏奈
- 終わりに
①夢で世界を変えるなら / ARCANA PROJECT
できるのは自分が変わること 他人は変わんない
2/10リリース
アニメ「回復術士のやり直し」エンディングテーマ
2021年の楽曲10選、まずはこちら。
アニメ本編とはかけ離れた 好きな人に会いに行きたい気持ちを歌った幻想的な一曲。
イントロから始まる心地いいリズム、サビにかけての盛り上げ、バックコーラスとの掛け合い・・・
一度聴いたら何回でも聴きたくなるような(実際に何回もリピートして聴いた、超A&Gの前とか)完成度の高さは必聴です。
そんなこちらの曲を歌っているグループ「ARCANA PROJECT」はタロットカードの世界観をテーマにしたユニットです。
各メンバーも担当カラーならぬ担当タロットカードが割り当てられ、楽曲やライブ名にもタロットやカードが由来のものもあるとのこと。
面白いところではCDのタイプが正位置verや逆位置verなど細かいところまで世界観に拘りが感じられますね。
今年の他のアニメタイアップ曲、「たゆたえ、七色」「とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか」などこちらの曲もなかなかの良曲です。
今後のアニメ×アイドル枠としても是非注目したいグループです。
②カムラ祓え歌 / 加藤いづみ
郷里守り抜く暁まで
5/19リリース
ゲーム「モンスターハンターライズ」メインテーマ
まさかのモンハンからの一曲。
今作のモンハンは3rdのような和風テイストとなっておりこの曲もその例に漏れずゆったりとしたリズムで刻まれています。
システム的な話をすると拠点で流れているデフォルトBGMともなっているメインテーマですが、やはりそれだけではなくこの作品のキーワード「百竜夜行」とも密接に関わっています。
日本語verの歌詞に出てくるワード「追風(おいて)」「稲妻」「竜の百」などが表す通り、里に降りかかる禍(わざわい)が群れをなしてくる様子をまさに伝承としてこの地に古くから伝えていることがわかります。
そしてそんな災害から里を守る灯こそが里の人々にとっての「猛き炎」なのでしょう。
またそれだけではなく、DLCですが「ピアノver」「サマーver」とアレンジバージョンもあります。
「ピアノver」はしっとりとしたさらに落ち着いたアレンジに、「サマーver」はアップテンポでいながら清々しい正に夏のイメージがぴったりなアレンジとなっております。
ゲームをプレイしている人にはぜひどちらも聴いていただいて狩猟生活に花を添えてみてください。
③無限大ランナー / Run Girls, Run!
目標なんて進化して遠ざかってゆくから
追いかけてちょうどいいんだよ
5/19リリース「ドリーミング☆チャンネル!」カップリング曲
3曲目は曲名からもわかるように疾走感のあるこの曲です。
何かを頑張りたいとき、やり遂げるため努力したいとき、まさに走り出したとき・・・そんなときに是非聴いてほしい前向きになれる一曲です。
この曲を選んだ理由はコロナでイベントが中止になりまくった2020年~2021年でしたが、そんなときでもやっぱり好きな曲を聴いて元気になれるのは自分の中で大切な事で、そのことをなんとなく思い出させてくれたのがこの曲だったからです。
同時に、この曲をいつかライブでも聴ききたいという目標もできました。
そして今年の11月、無事にそれは叶いました。
もう一つこの曲を選んだ理由は上にも上げた歌詞が、僕の好きな曲「Wind Climbing 〜風にあそばれて〜」となんとなくリンクしてるなと思えたところです。
君と生きてく明日だから這い上がるくらいがちょうどいいし、遠ざかっていく目標だから追いかけるくらいがちょうどいい。
そんな前向きすぎてポジティブすぎる所も大好きです。
④ライラック宣言 / アルテミスの翼
大好きですっ!
7/13リリース
※サブスク・配信は7/7に解禁
一言で言うならTheアイドルソングとでも言いましょうか?
個人的な事情を説明すると、昨年僕が推していたグループの子が移籍したユニット(その子は今はソロで活動中)の一曲です。
このブログの中に出てくる曲の中で間違えなく僕が今年現場で一番聴いた曲ですね(まあアイドルと声優はイベントの絶対数は違うからね…)。
ライラックの花言葉は「思い出」「友情」、特にこの曲のモチーフとなった衣装の色(紫)のライラックの花言葉は「恋の芽生え」「初恋」。
そんな花言葉のイメージ通り女の子の淡い恋心のもどかしさを歌った曲です。
僕が10選を決めるときに意識していることの一つに、その曲に対して自分がどんな思い出を持っているかというのがあります。
この曲が初披露されたのはとある夏フェスでした。
あいにくの雨でしたそんなもの吹き飛ばすくらい、この曲を初めて聴いたときは衝撃的でした。
ライブで初披露された場面に立ち会えた喜びもありますが、それ以上に「俺が求めていた曲!」という感覚がシンプルに沸き上がってきました。
他のオタクも高まっているのが目に見えて、この感覚は自分だけじゃないとも思えました。
そして落ちサビの正に運命の瞬間、推しの「大好きですっ!」はずっと忘れられない最高の夏の「思い出」になりました。
⑤三花三様、夢いろ花舞姫 / NonSugar
それぞれのスマイルが(わになって!)
それぞれ夢いろに(はりあって!)
ほころんでステキ花舞姫!(ハイッ!)
8/25リリース「Tasting NonSugar」収録
待ってました!月川ちりちゃんソング!
各メンバーのモチーフ曲を含めた新曲を引っ提げて登場したNonSugarのアルバムからこちら。
キャラクターのイメージ通りに全体的に和の雰囲気でありながらのアップテンポなお祭りソングですね。
コロナにより延期になりながらもやっと開催することができたNonSugar単独イベント。
案の定・・・というか想定以上に披露された新曲はどれも楽しめましたが、一番高まった曲と言えばこの曲でした。
推しキャラの曲であることを抜きにしても、和ロックが大好きな僕は見事に盛り上がってしまいました。
もしちりちゃんの曲が来るなら和風でしっとり目かな・・・?と思っていた予想をいい意味で裏切られ、NonSugarらしく3人の仲の良さも感じられる曲にはかしこまってしまいますね。
視聴ページはアルバムの紹介となっています、この曲以外も素晴らしい曲が多いので是非聴いてみてください。
⑥薔薇と私 / 星野薫(大地葉)×沢田千夏(松田利冴)×沢田千秋(松田颯水)
いつも助け合った私たちの世界は
突然床が二つに割れ手を引き離す
8/25リリース
アニメ「かげきしょうじょ!!」8話・9話エンディングテーマ
※8話→1番(星野薫) 9話→2番(沢田千夏×沢田千秋)
「かげきしょうじょ!!」のエンディングテーマは同じメロディで各キャラ毎に異なる歌詞で歌われています。
そんなキャラソンのようなこの曲から敢えて選ぶとしたらこの「薔薇と私」。
もっと言うと沢田姉妹のパート。
なぜなら僕は双子系の話が好きだからです。
この2人はどんな時でも一緒の道を歩むほどの仲の良さです。
ですが、同じ道を進むということは時にはライバルでもあるということで・・・
2人のうちどちらかしか選ばれなかった時、残されたもう1人の方には嫉妬や憎悪の感情が湧いてしまい、その気持ちは些細なことから行動として表に出てしまいました。
結果2人は喧嘩をして離れてしまいましたが、気持ちを吐き出して無事に仲直りできました。
一緒に歩いてきた道がこれから二手に別れてしまっても、いつかまた道が交わったときに2人は再開できる事を信じて―――
そんな2人の気持ちを歌った曲でした。
また冒頭でも紹介したようにアニメ「かげきしょうじょ!!」のエンディングテーマは同じメロディで別々のキャラが歌っていますが、キャラクターによって全く違った印象を受けます。
この点もまた面白いところだと思いました。
⑦First Love Again / 天王寺璃奈
忘れたくないよ 嬉しかったこと
写真には記録出来ない記憶
10/13リリース アルバムL!L!L! (Love the Life We Live)収録
ゲーム「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」天王寺璃奈キズナエピソード27話挿入歌
L!L!L! (Love the Life We Live)収録曲はどれも素晴らしく、このアルバムからどれか1曲しか選べないのはとても悩みました。
ですがその中から唯一のバラードであるこの曲に決める事にしました。
というのはスクスタ内のキズナエピソードとこの曲のリンクが一番印象に残ったからです。
あらすじを説明すると、病気が原因で記憶が持たない子との切ないストーリー―――という劇中映画の主題歌を担当することになった璃奈ちゃん。
記憶が持たないということは失敗も忘れることができるから恐れずになんでもチャレンジができるということ。
ライブでこの曲を披露するときに璃奈ちゃんボードは使わないと言ったのはおそらくこの登場人物のようにチャレンジをしたいと思ったからでしょうか。
キズナエピソードを見終えた後にこの曲を聴いて自然と涙が溢れてきたのは私だけではないのと思います。
歌詞を聴いてすっと頭に入ってくる情景。
痛いほど伝わってくる2人の心情。
忘れたくない思い出を胸にしまって、何度でも初恋をする―――
そんなシーンを思い浮かべながら早くライブで聴きたい一曲です。
この曲もまた視聴ページがアルバムの紹介となっています。
ニジガクを知らない人でも好きになれる曲はあると思いますのでこちらも是非全部聴いてみてください。
⑧ノンフィクション!! / Liella!
ねえこれからの迷いのない
私を見てなさい
10/20リリース
アニメ「ラブライブ!スーパースター!!」10話挿入歌
ラブライブ!スーパースター!!第10話 チェケラッ!!
予告でサブタイトル見たとき、正直ネタ回かな?みたいに思いました。
・・・ふたを開けてみればそれは今期一番の平安名すみれ回でした。
同時に僕のLiella!の推しも決まりました。
ラップの素質があり念願のセンターとなり張り切るすみれですが、学校内での意見はすみれはセンターに向かないというものでした。
地区予選を勝つために自分のセンターは決勝まで取っておくと言って身を引くすみれ、それでも彼女がセンターに相応しいと思うメンバー。
自信がなかった彼女はそんな期待も同情のように聞こえてしまいました。
更には可可にとっても絶対に負けることが出来ない理由を知ってしまいます。
なおさら勝つために自分をセンターにするべきでないと伝えますが、なぜ彼女をセンターにしたいのかその真意を聴いて考えを改めようとしました。
可可に差し出されたティアラを受け取ろうとした瞬間に突風が吹き、ティアラが飛ばされました。
走って追いかけて危険を顧みずに飛び込んで伸ばしたその手の先には―――
ついに彼女は夢を、ティアラを掴むことが出来ました。
この時の彼女の顔はとても満足気でしたね。
同時に今まで届かなかったセンターについに手が届いた瞬間でした。
僕はこの時の可可が「すみれ」と呼ぶシーンでガチ泣きしました・・・
その後にすみれはついに憧れていたセンターに立つことが出来ました。
仲間からの信頼が自信となり、自分の手で迷いなく掴み取ったその場所に。
きちんと自分が納得をして夢を叶える姿に惹かれ、同時に彼女の決意を表しているこの曲が大好きです。
⑨Fever Dreamer / Mia REGINA
誰も邪魔させないから 君の今を生きろ
11/3リリース
アニメ「逆転世界ノ電池少女」オープニングテーマ
2021秋アニメよりこの曲。
最初はロボットものか~程度に見ていたこのアニメですが、個々のキャラが自分の好きなものを主張する描写に目を奪われていきました。
アニメだったり特撮だったり、アイドルだったり、ゲームだったり・・・
オタクなら、いやオタクじゃなくても誰しもが大切なものを持っており、それを取り上たり邪魔をすることは誰にもできない―――
この曲は正にそんな熱い思いを歌った曲です。
好きな気持ちが文字通り動力源となり大きな力になる描写は単純に見ていて面白かったです。
アニメもゲームもアイドルもイベントもライブも好きな自分だからこそ自分。
誰しもそんな好きな気持ちが生きる原動力になっている、そんな風に思えました。
⑩Dreaming Sound / 鈴木杏奈
好きな(気持ち) 溢れるくらい
叫び続ける 本気(マジ)ハート
12/1リリース
アニメ「ワッチャプリマジ!」オープニングテーマ
ラストはプリティーシリーズ最新作よりこちら。
作品内で心愛れもん役を演じる鈴木杏奈さん。
この曲の印象はなんといっても彼女のその歌唱力。
なんとまだ18歳という若さでこの歌声は、最初は信じられませんでした。
リリースイベントに参加してトークを聴いていた時もまだあどけなさが残るような
フレッシュな印象でした。
ですが歌唱パートになると一転、やはり何度も聴いていたこの曲の歌声でした。
まだまだ若い彼女がこの先どのように成長していくのか、今後に期待が高まっていきます。
またプリマジの方もまだ始まったばかりですが回を追うごとに面白く、これからの展開が楽しみです。
終わりに
以上が私的な2021年の楽曲10選となります。
振り返ってみれば推しの卒業から幕を開けた2021年で正直オタクのモチベはもう上がらないかななんて事を考えていましたが、なんだかんだで楽曲が好きな部分は変わらなかった為気が付けば前と同じように現場に行くことをいつも楽しみにしていました。
また夏頃から大きな規模のライブも徐々に解禁されてきた事も嬉しかったですね。
今でも制限がいくつかありますが、少しずつ以前の日常を取り戻してきている感覚でそれも追い風になったのかもしれません。
ところで、個人的な報告をすると今更過ぎではありますがつい最近アップルミュージックに入りました。
2022年はサブスクで気軽に色んな曲が聴けると思うので「この曲で興味を持ったしこのアーティストの他の曲はどうだろ・・・」みたいに楽しんでいきたいと思います。
もちろん今まで通り現場で聴いて好きになる曲や個人的に大事にしたい背景がある曲にも出会っていきたいです。
アニメもアイドルも声優もゲームも好きだし、その世界を彩る曲というのもまた同じように好きです。
最後に、僕と同じ現場に通ってるオタク、同じコンテンツを推してるオタク、他愛もなくアニメの感想を言い合ってたオタクに見てもらえると幸せです。
それでは!
今年はなんとかギリギリにならないで済んだ・・・
6輪の小さい花と1人のナード ~さよならGood Time~
ライブ前の感情についてはこちら
dreamingmermaid.hatenablog.com
dreamingmermaid.hatenablog.com
まずはこのご時世にも関わらずに最後までライブに参加できたこと、推しと実際に話す機会を設けてくれたことに感謝しています。
1月23日、駅を出てからのSELENEまでの雨の中の道のりは気分的に遠く感じた(実際遠いけど)。
会場にたどり着いて、横断幕やスタフラを見て「あー本当にここで最後なのか…」と思わずに居られなかった。
ライブが始まるまでの落ち着かない気持ちは久しぶりだった。
ホールに少しずつ増えていくオタクを見て開演時間が少しずつ近付いてきている事が理解できた。
スタフラの写真を撮ったり、仲のいいオタク同士が楽しくしゃべっている様子を見たり、BGMに耳を傾けたりもしながら時間が過ぎて行った。
早く始まってほしいけど始まったら終わるまで走り続けてしまうからずっと始まらないで欲しい。
そんな事を考えたりもしたけど開演時刻になり、OAの方たちのライブが始まった。
最後のゲストのハニスパのラストの曲、ここで時が止まれば一生終わりは来ないのではないか?と思いながら聴いていたけど実際にはそんなことは無いしいつもと同じように彼女達も歌い終えてステージから捌けて行った。
いよいよその瞬間、いつものFiORéclaDが流れ始めた。
この日も聴こえてきたメンバーの「スタフィオ行くぞ!!」の声とともに本当に終わりの始まりが来た。
最後の遠征、最後のオフ会、最後の対バン……そして始まった最後のライブ。
いつものPuro☆Unfioreの始まりがこの日は少し違って聴こえたような気がした。
色んな感情が止まらない時間が過ぎて行った。
最後まで本当に楽しかった。
この6人が今日まで駆け抜けてきた集大成、それがこのステージだった。
曲を聴いて、歌ってるメンバーの表情を見て、たくさんの思い出がこみ上げてきた。
最初は読めなかった曲名も今では全部覚えたし、振りコピもまあまあできるようになった。
このご時世、現場に行ってライブを生で見れないことが増えてしまった。
そんな中で改めて僕はライブが好きな事に気付かされた。
会場の熱気も、推しからのレスも、落ちサビのかっこいいところを肌で感じられるところも全部ライブでしか味わえない悦びだ。
今日、この日この場所に来れたことが改めて幸せだった。
スタフィオの持ち曲を一通り歌い終わって、卒業メンバーのパートが来た。
まずは乃愛ちゃんの番、同期のれんれんが一緒に歌ってくれた。
明日からの道は違くてもこの2人が一年前に加入してきてくれて今日まで一緒に歩んできてくれたことが本当にうれしくて、1/4の周年ライブの続きを見ているような気持ちになった。
意外と頑固だけど新しい未来に向かってどんどん前に進んでいく行動力がある乃愛ちゃん、マイペースだけどもファンの事をいつでも考え自分ができる事を見つけてそれを実行できるれんれん。
色んな意味でも対照的な2人だからこそそれぞれのいい所がはっきりと見えていたのかな。
歌い終わった2人を見て、感極まっていたのは僕も同じだった。
本当にスタフィオに入ってきてくれてありがとう。
2人のステージの次は垣村さんの出番だった。
彼女のソロと言えばもちろんR:consegna♋。
一番好きな推し、そんな君の曲は今日の彼女とそのファンを表しているような気もした。
強い決意と会えなくなってしまっても大好きな気持ち。
初めて覗いた望遠鏡から見つけた、無数にある光輝く星の中から出会えた君、そんな偶然な出会いから始まった運命。
本当にスタフィオに、垣村玲那さんに出会えた幸せがこの歌に込められていた。
アイドルをこの日まで続けてきてくれた彼女、そんな君が今までステージから見ていた景色はどうでしたか?
僕は紫色の輝きを見つけることができて本当によかった、間違いなく最高の一等星だったよ。
垣村さんが舞台に残り、優歩ちゃんが来た。
今日でアイドル人生に区切りをつける、そんなこの日のための衣装を身に纏った2人。
彼女達の歌に包まれた会場は、幸せな空間だった。
今までたくさんの人に笑顔を届けくれた分も含めて、これからの人生も幸せになってほしい。
多分、僕含めてファンの人はそんな気持ちになっていたと思う。
卒業メンバーのパートが終わり、いよいよクライマックスは来た。
ここまで歌われていなかった曲はどれも最高にスタフィオを表している曲だと思う。
アンコール前のラストはaile←Ave;nir。
少し前(去年の11月くらい)、ラストのサビで少しだけ追加されている歌詞について考える時間があった。
君とならば どんな時も
1人では広すぎる空でも、信じ続けて巡り合った仲間がいれば飛んでいける事。
そんな出会いの先、まっすぐに進みだした未来で会えない時でも一緒に居ると思えるほどに縮まった距離。
この6人が出会ってくれたからこそこの日まで全力で羽ばたいてきてくれた、この曲が本当に大好きだ。
メンバー一人一人の見せ場が本当に綺麗で、ライブで何回聴いても色あせない最高の名曲。
歌に込められていた思いは最後まできちんと僕の胸に届いたよ。
アンコールが明けた。
この6人が歌える時間も残り僅か。
ラスト2曲、まずはfiore d'amore*だった。
ユニット名にもある小さい花を意味するタイトル。
この曲はここ最近で僕の中で大好きになった曲だ。
メンバーの卒業が発表されて、一つのゴールが見え始めた瞬間に今まで何気なく聞いていたこの曲の本当の魅力に気が付いたような気がした。
それは曲のラストの部分。
花の色鮮やか 涙でぼやけるの
記憶する花の香り なんでここにいないの 何もできない
優歩ちゃん垣村さんの卒業と乃愛ちゃんの移籍が発表されてこの歌詞が持つ意味について共感することができるようになった。
ステージで美しく咲いているメンバーを今までのように見ることができなくなる事、それに気が付いた瞬間に僕もステージがぼやけて見えた。
それでもかすかに見える色は綺麗で、必死に目に焼き付けようとしていた。
そしてこのパートのお気に入りのところはメンバー全員の歌唱であるところとオタクが推しの名前を叫ぶコールとなっているところだ。
曲が最高に盛り上がる瞬間に向けてファンの声援でステージの花が最高に輝いて見える。
照明などの効果もあり、ライブを作り上げるのには演出、アーティスト、ファンのすべての要素が不可欠であることが実感できる。
今では声出しができなくなってしまったけど、その光景も併せて最高の景色だった。
そしてそこから繋がる
さよならGood Time 来年また この気持ち咲くのかな?
同じ花はもう咲かない 本当は知ってるんだ
最後のライブはもちろん特別だ。
でもよく考えてみると、対バンでもミニライブでもセトリや場所も変わればその場に来ている客だって変わっている。
同じような気持ちになることはあっても同じ花が咲くことは無い。
そんな瞬間瞬間の儚さは何よりも美しいものだった。
いよいよ、本当に最後の曲。
スタフィオと言えばこの曲だとほとんどの人は言うと思う。
La mia adolescenza.
この曲のリリイベでスタフィオに巡り合えた個人的にも思い入れの強い、ラストを締めくくるのに相応しい曲。
疾走感のある曲調はスタフィオとファンがこの日まで走り続けてきたことを思い出させる。
僕も飛び込んできたこの世界、いよいよその場所が終わってしまう。
最後の僕の表情は泣いていたし笑っていたと思う。
でもそれでよかった。
この最高のステージという夢から覚めて、同じ景色は見れなくなるけどそれはさよならじゃない。
この6人を見届けてから僕も、彼女達もまだまだ歩き続ける。
それはある意味新しい始まりでもある。
最後に君に感じるままを伝えることは出来たかな?
ラストのライブは終わった。
特典会でもたくさん話せて(誰もが思っていたより長かったけど)、満足した。
これからも会える君たちには次のステージを楽しみにしている。
この日にゴールを迎えた君と君には最後まで本当に楽しませてもらったし、その感謝も伝えることができた。
改めて1/23を迎えることができて、このスタフィオを見届けることができたことが幸せだった。
最強のメンバーが居てくれて、オタクとも楽しくやってこれた最高の居場所。
その空間に僕も居れた事は本当に感謝してもしきれない。
この世界で咲いてくれた6輪の小さい花は1人のナードの心を満たしてくれたよ。
君たちが出会ってくれた事、僕も出会えた事、本当にありがとう。
またね!
6輪の小さい花と1人のナード 後半(主に今の気持ち)
前半↓
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当たり前に続くと思っていたけど、人にはそれぞれ人生がある。
優歩ちゃんの卒業を聞いて、家に帰って泣いた。
泣きながらこの6人が本当に好きだったんだなって改めて気が付いた。
そして、垣村玲那さんの卒業も発表された。
アイドルのオタクをしていたら避けることができない、推しの卒業。
推し(声優)ユニットの解散は経験していたけど、ユニットは残り推しだけが居なくなる経験は人生で初めてだった。
大好きな人に残りわずかしか会えない事と今のこの形が変わってしまう事が本当に信じられなかったし、また来週に名古屋ReNYでこの6人のライブあるんじゃないか…なんて思っている。
それくらいに、スタフィオがこの6人で居ることが当たり前に感じていた。
多分僕が知ったタイミングや現場によく行くようになったタイミングもあるのかもしれない。
現状に満足をしている人は誰しも変化を受け入れがたいと思う。
グループは残り、知っていた人のカラーや歌唱パートを違う人が引き継ぐ事はアイドルの世界では少なくない。
実際に僕自身何度も見ていたけど、どこか自分には関係ないと思っていた。
だけど当事者になって初めてその変化が怖い事に気が付いた。
音源で聴ける声ももう現場では聴けない、チェキを撮って他愛のない話をすることもできなくなる。
当たり前が当たり前でなくなる瞬間は当たり前にやってきた。
それでも、人にはそれぞれ人生がある。
卒業の別れの涙はどれだけ流したかわからないけど、そんな彼女達に笑わせてもらった回数はその何十倍も何百倍もあることもまた事実だ。
バカみたいにエクストリーム出勤した時は肉体的な疲れは多少はあっても精神的には満足していた事。
Brilla di più# が来るたびに高まってたらあらゆるオタクに笑われまくった事。
名古屋遠征を年に2,3回くらいしてなかったオタクなのに気がついたら週に2,3回名古屋に行っていた事。
ふざけて作ったコラがなんか伸びてた事。
綺星★フィオレナードになってた pic.twitter.com/hkaJ0CbZD8
— ぐれいす (@HBcDs) 2020年8月10日
全部この現場に来たからできた事だった。
今の6人のステージが見れる残りの回数が限られている事が分かったからこそ、今まで聴いていた歌により共感することができるようになった。
歌詞の一つ一つのフレーズの意味がより深く心に突き刺さり、改めてその曲の良さが理解できた。
1/23の区切りを迎えてスタフィオの形は変わってしまうけど、それでもこの現場に足を運んできた事に後悔はないと言える。
これからもスタフィオで居てくれるメンバーも、新しいステージに進むメンバーも、その決断が間違っていなかったと思える人生を送ってほしい。
ゆーほちゃん、れんれん、すっちゃん、乃愛ちゃん、あちゃん、れいにゃん
オタク含めて今日は泣くと思うけど、1/24からはまた笑っていて欲しい。
出会ってくれてありがとう。
崩れそうな笑顔に さよならするよ
明日は 寝坊しないように気を付けます…
6輪の小さい花と1人のナード 前半(主に振り返り)
2021年1月23日 綺星★フィオレナードの現体制ラストライブ
今まで当たり前に行っていた現場が今日この日をもっておしまいになる。
スタフィオのCDを初めて買ったのは2019年11月、渋谷タワレコでのLa mia adolescenza.のリリイベだった。
当時諸事情によりイベントに行くことが多かった僕はその時もふらっと会場に行き、なんとなく曲を聴いていた。
ライブが終わり当時はまだその曲名もちゃんとわからずにいた私はちょっといい曲だなと思いCDを手に取った。
リリイベだったのでもちろん特典会もあった。
せっかくだしチェキでも撮るか……本当にそんな気軽な思いで特典券を握りしめ誰の列に並ぶか考えていた。
メンバーがオタクと話しているのを見ながら考え、直感で紫の子の列に並んだ。
並びながらスタフィオについて調べてみたいた。
Wikipediaにスタフィオのページががあったので読んでみたけど曲名が全く分からなかった。
そんなこんなで自分の番になった。
初めて来た事、ライブでいいと思った曲(Eterna⁂Tenere)について話した。
なんで来てくれたのか聞かれて、いろんなイベントに行っていることを伝えた。
そんな感じで垣村玲那さんとの初めての会話は終わった。
その週の平日、今度は新宿でリリイベがあったので仕事帰りに寄ってみた。
またCDを買ってチェキを撮った。
少し間が空き、年明けに大きなライブが控えている事を知った。
新メンのお披露目も兼ねたライブでまた垣村さんとチェキを撮った。
多分この頃にはなんとなく楽しい現場だなって思っていた。
2月に無銭のライブがあるとのことでオタクを誘ってみた。
オタクは一瞬で乃愛ちゃんに落ちた。
私は垣村さんしか……と思っていたがカバーコーナーで知っている曲というか高まれる曲が来た。
新メンのれんれんこと小泉花恋という子が歌っていた。
好きな曲が来たのでこの時も気軽にチェキを撮りに行った。
ロマンティック浮かれモードが好きな事を話した。
この時はまあこの子とチェキ撮るのは今日だけかと思いつつもれんれんの顔と名前を覚え、家に帰った。
次のイベントでもなんとなくれんれんとチェキを撮った。
好きになったアイドルグループ内では推しは一人しか作らないようにしていた私だったが、初めてグループ内に推しを二人作った。
オタクと交換留学とか言いながら持ってるチェキ券を交換して乃愛ちゃんとチェキを撮った。
乃愛ちゃんと話をして、オタクが好きになる理由が分かった気がした(二人とも関西出身)。
3月になりスタフィオでは初めての名古屋遠征に行った。
その後も行けるときにはイベントに足を運んでいたが社会情勢が代わりライブがなくなってしまった。
その間でも配信や通販でチェキを買ったりしていたがやっぱりライブは生で見たいし実際に推しと話をしたいと少し辛い時期だった。
7月になりライブが解禁された。
声は出せず特典会でもフェイスシールド着用は必須であったがそれでも嬉しかった。
久し振りのライブ、少し泣いた。
また推しに会えるようになり、更に垣村さんの生誕イベにも参加できた。
初披露曲、生誕衣装、みんなに祝福される推し……
また楽しい時間を過ごすことができた。
8月になりリリースイベントが始まった。
行けるときには行くつもりだったけど、最終的にはほぼ全通だった。
世良さんの生誕もあり初めて喋ってみたらステージの彼女のイメージと違い、とてもおしゃべりだった。
そんなギャップも魅力だなって思っていた。
9月末、北海道に行った。
自撮りをあげたら優歩ちゃんにふぁぼられたので会いに行った。
ありえん自撮りが褒められた、というかアイドルにここまで自撮りを褒められた経験はなかったのでなんだか楽しかった。
東京に帰ってきてすぐにれんれんの生誕があった。
ソロの持ち曲がたくさんあり、聴きたい曲もたくさん歌ってもらえて満足行くライブだった。
渋谷タワレコでのリリイベ、なんとなく全員としゃべりたくなった。
この日初めてすっちゃんとチェキを撮った。
ラジオを毎週楽しく聴いていることを話した。
ステージでのイメージ通り?元気な子だった。
待望のCDも発売され、ついに今のスタフィオメンバー全員の声が聴けるCDが手に入った。
この年一番楽しみにしていたCDだったと言っても過言では無い。
そんなこんなでリリイベもいよいよ終盤になり始めた。
平日に休みを取って名古屋に行った。
翌日は大阪予定だったけど仕事だから東京に帰るね……と言ったけど別にリリイベに行かないとは言っていなかったので退勤後即サイレントで大阪に行った。
推しの喜んでいた顔、驚いた顔は今でも記憶に残っている。
11月、福島で2日間に渡る野外ライブ……は別の用事があったので残念ながら不参加だった。
ライブは行けなかったけどご飯オフ会だけは行った。
北海道のジンギスカンオフ会よりも近い距離での推しとの食事は最高だった。
マジで行ってよかった。
年末にはワンマンライブも予定されていて本当に楽しい時間だった。
多分このまま当たり前に来年も過ごすんだろ~なって思っていた。
12月 仕事中にスマホに通知がありちらっと確認した。
優歩ちゃんが卒業する。
後半へ
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2020年の楽曲10選
僕が好きになる曲の半分くらいは現場で初めて聴いて好きになるor知ってる曲だけどライブで聴いて好きになるってパターンが多いけど今年はなかなかそれが出来なかった。
ただそれでも主に通ってた現場やアニメから個人的な2020の推し楽曲に出会うことができたので紹介していく。
ルール
2020年リリース
同一アーティスト・アニメから一曲ずつ
紹介は一般販売された順番
それではどうぞ
①Reverb / 内田彩
「絶え間なく続いてる問に答え 新しい5番目の季節をいく」
3/4リリース
アニメ「インフィニット・デンドログラム」エンディングテーマ
2020年の10選、まずはこの一曲。
アニメ本編のヒロイン、主人公のエンブリオ(ざっくり言うとソウルイーターの武器的な存在)でもあるネメシスの心情が脳裏に浮かぶ王道的なエンディングテーマ。
幻想的な歌詞がこの作品の世界観を見事に現しつつも、彼女がずっとレイを待ち続けてきたヒロインとしての面と頼りにして欲しいと思っている相棒としての面、それらが見事に表現されたまさにインフィニット・デンドログラムのエンディングテーマとして相応しい一曲なのではないか。
主人公とバディが組むタイプの作品はお互いの存在がいることによって成長できるのが見ていて楽しいものだ。
②ミライくるくるユメくるる! / 澤田真里愛
「くる!くる!きっとね さあ準備はできた?できてるよ!」
6/3リリース
アニメ「ミュークルドリーミー」オープニングテーマ
ニチアサ枠から続けてエントリーしたのはサンリオ発のアニメ「ミュークルドリーミー」よりこちら。
女児向けアニメらしい明るい曲調が特徴的でいて内容のカオスな部分(?)も垣間見れる曲となっている。
アニメの方は前情報がなにもなく、プリチャンを見てたら続けて始まったからなんとなく見てたらサンリオ特有のシナリオにやられてしまった…という方も何人か要るのでは?
まさにそんなミュークルドリーミーを象徴する一曲なのではないだろうか。
ギャグ調のシナリオの中、時折現れるシリアスや感動的なシーンも見逃せない続きが気になるアニメ。
そんなミュークルドリーミーとそれにぴったりなこの曲だ。
③フレンドパスワード 〜Another World 〜 / だいあ(CV:佐々木李子)
※6:51頃
「仲よしになろう Please show me your heart!」
6/24リリース キラッとプリ☆チャン♪Season.2だいあ(黒)キャラクターソング
アニメ「キラッとプリ☆チャン第2部」よりこちら。
フレンドパスワードのオリジナルバージョンよりアレンジが施された曲…と一言で表せるけどその魅力を語るのには一言二言では足りない。
初披露回をリアルタイムで見ていた時の自分のツイートを遡ったところ
フレンドパスワードのアレンジでひっくりかえった
— aile←Ave;nir (@HBcDs) 2020年1月26日
と見事にそのインパクトにやられていた。
個人的に雰囲気ががらっと変わるアレンジ楽曲が好きなところがあるけど、この曲は大好きな友達と仲良くなりたいという元の曲と同じテーマでありながら止められない気持ちをストレートにぶつけてくるところが本当に大好き。
友達の心を開くパスワードは魔法でこじあけるもの…
アニメの中で使用されたのは昨年だったけど、初めて聴いた時から早くライブで聴きたいと思っており今年の12月についにその瞬間が訪れた時の喜びは本当に最高だった。
この喜びの為にライブに行くオタクをやっててよかったと。
④風に吹かれて / 福原遥
「もう迷わずに 歩いていけるよ」
6/24リリース
アニメ「かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~」エンディングテーマ
ゆったりとした曲調が落ち着くこちらの曲。
アニメの余韻に浸れる心地いいメロディーと福原遥さんの歌声…
一人不安だった世界に手をさしのべてくれた君、弱さを見せないことは決して強さでないこと。
歌詞を読みながら何度でも聴きたい曲だ。
またアニメ本編の進捗によって映像が少しずつ変わる所も魅力なので気になった人がいたら是非アニメも見て欲しい。
⑤未確認飛行船 / 谷本貴義
「抑えきれない前のめりなスピード 見慣れた街がジオラマになる」
8/19リリース
アニメ 「デジモンアドベンチャー:」オープニングテーマ
日曜の朝アニメから3つ目の登場。
デジモンシリーズの最新作からこちら。
作品の見所のひとつはなんと言ってもパートナーデジモンとの成長と冒険を描いている点。
この曲の聴き所はそんな遥な旅路を歌った清々しさとワクワク感が、大人になった僕たちにも子供の頃の冒険を思い出させてくれる、なんとなく懐かしい気持ちになれるところだ。
個人的に好きな部分は歌詞の「見慣れた街がジオラマになる」ところ。
これだけで遥か高い空まで飛んでいくのが簡単に思い浮かぶ、お気に入りのフレーズだ。
⑥SPARK-AGAIN / Aimer
「火花散って 火蓋切って 白も黒も灰にかえるまで」
9/9リリース
アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」オープニングテーマ
アニメの世界観にもぴったりなこの曲、歌詞の中にも「火種」「灰」「導火線」と火にまつわるワードがたくさんある。
一方で作品自体にダークな部分が多く、救えなかった命や失った仲間も決して少なく無く、そんな暗い状況でも光や希望を求めて戦い続ける登場人物たちの気持ちも歌われている。
まさに火花を絶やすこと無く前に進み続ける覚悟を決めた主人公たちが脳裏に浮かぶ一曲だ。
⑦R:consegna♋ / 垣村玲那
R:consegna 垣村玲那 - R:consegna - Single
「星が輝く今夜はSweet Star Party」
7/22 Mカード販売開始 10/25ダウンロード販売開始
僕の推しの生誕イベントにて初披露された推しのソロ曲。
これだけでもエモさが止まらないのに、初めて聴いた時には一瞬で歌が終わってしまった感覚に陥った。
彼女の好きな所をあげていったらキリがないけど、その一つに歌声がある。
そんな彼女にこんな切ない歌を歌われてますます好きにならない理由はどこにもなかった。
会えなくなってしまった好きな人、思い出すのはあの星空…
それでも涙を流すことなく空を見上げる彼女。
いつかまた会える日まで、運命を信じて…
⑧℃repuscolo / 綺星★フィオレナード
「夕陽に照らされ踊る恋の花びら 散りゆく運命でも」
10/27リリース 1stEP FiORéclaD収録曲
僕が2020年最も通った現場である綺星★フィオレナードよりこちら。
タイトルの読み方は【クレプスコロ】、意味は夕暮れ。
好きな人の為に身を引く(あるいは振っているとも解釈ができる)思いを切なく歌っている。
PVに映るオレンジの光のなかの儚い表情のメンバーたち…
初めてライブで聴いた時は思わず聴き入ってしまい終わってからも余韻に浸っていた。
夕日を見るたびにこの曲を思い出さずにいられない、それほどに印象に残っている曲だ。
サビの花びらが散るような振り付けがお気に入りの部分だ。
⑨ おやくそくセンセーション / ゴー!ゴー!マスコッツ
※0:00頃
「Wow Wow やくそくします!」
12/2リリース キラッとプリ☆チャン♪Season.3ゴー!ゴー!マスコッツキャラクターソング
アニメ「キラッとプリ☆チャン第3部」よりこの曲。
※シーズンが違う作品は別扱い…
作中のマスコットたちによるユニット曲であるこちら。
一見バラバラに見えるこのマスコットたちだけど、ご主人様を思う気持ちはみんな同じ。
そんなマスコットとしての使命や決意をマスコット十か条に乗せてかわいく元気に歌っている。
ご主人様に負けないくらいの個性的が強いマスコットたち、それは歌詞にもうまく表現されている。
一度聞いただけで忘れらないフレーズも多く、気がつけば何度でもマスコッツのおやくそくを聴きたくなる曲だ。
特に各マスコットのパートがそれぞれの特徴が出ていて聴いていて楽しい気持ちになれるところが魅力だ。
「チガウスガタ チガウカタチ なのにどうして オナジキモチ!!(⸝⸝>▿<⸝⸝)」
12/2リリース アニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」天王寺璃奈キャラクターソング
ラブライブ!シリーズよりこちら
この作品は今までのシリーズとは少し異なり、グループの活動では無く個人個人での理想とするアイドル像とそれに対する努力や葛藤を描いたものとなっている。
璃奈ちゃんの悩みは喜び等をうまく表情で表せないことだった。
心で思っていても上手に伝えられない…
そんな悩みを乗り越えて作られたのが璃奈ちゃんボード(この辺りの下りはアニメで見てね)。
この歌は彼女の伝えたいけどうまく伝わらない気持ちとそこから一歩ずつ歩み出す気持ち、そして誰かと気持ちが伝わる喜びが表現されたまさに天王寺璃奈を表した一曲だ。
歌詞のワードにも「Now Loading…」や「[Ctrl]+[Z]きかないし」等、彼女らしい言葉でうまく行かない気持ちを表現している。
苦手な所を克服する為に、自分の別の長所をいかして乗り越えていくところにこの作品と天王寺璃奈の魅力を感じた。
おわりに
今年は世の中の動きにより、今まで好きだったコンテンツからの選曲が中心となった。
新たな現場や作品からは少なかった一方逆に好きなものを改めて見つめ直すことができたとも言える。
2021年も推し曲に出会えるように…
綺星★フィオレナード 3周年記念ワンマンライブ -FiORéclaD-東京公演 感想
基本的にライブの感想をこんな風にブログで残すことはしない人間だけど、改めて書き出してみたいなって思ったのでよろしければどうぞ。
ついに来たスタフィオ3周年記念ライブの当日。
オタクが楽しみにしていたのはもちろん、メンバーもこの日に向けて本気で準備をしてきたのがTwitterや配信を通してひしひしと伝わってきていた。
開演予定時刻になり、暗転と場内BGMが静まり返ったタイミングでまずはれんれんとのあちゃんの影ナレ…
加入してもうすぐ1年、この2人がこうして喋ってるの聴いてるとすっかりスタフィオのメンバーとして馴染んだんだな~って思った。
そんな2人から「「モニターに注目!!」」と言われ映し出されたPVか?と思えるメンバー紹介を兼ねたOP映像。
声出しができない中でもオタクの熱狂が伝わってくる、会場でしか味わえないライブ直前の興奮に包まれながら、ついに始まった。
推し曲であるBrilla di pi ù#のフォーメーションが来たことで小さくガッツポーズしながらもあっという間に意気込みを添えたいつもの自己紹介タイム。
6人での初のカバー曲やユニット披露曲、これまでのライブを振り返る動画…
ライブタイトルでもあるいつものSE「FiORéclaD」から始まった後半戦。
ハニスパのカバーは事前に言われてたけど個人的には予想外だったね。
℃repuscoloで焚いたUOはステージからどんな風に見えていたのか…
高速艇の推しと推しのパートで控えめ高まってたと思えばラストスパート。
この大きなステージで見るLa mia adolescenza.の落ちサビはまた感慨深いものがあった。
そして、アンコールでは新しいメンバーカラーTシャツのお披露目。
メンバー6人の今日の感想から本当に本当に最後の曲、aile←Ave;nir。
普段はフォーメーションがわかった瞬間に高まったオタク特有のクラップが聞こえてくる、対バンで何回もトリで聴いていた曲がこの日は特別だった。
今この瞬間のスタフィオを一番表している曲なんじゃないかなって思えるほど歌詞がぴったりと当てはまる感覚。
前向きなワードが多く、このメンバーが出逢えたからこそ前へ進むことができたこと、すれ違いや迷いがあっても乗り越えて羽ばたいてきたこと、そんなことを思っていた。
音源でもライブでも数えきれない位聴いていたはずなのに、気が付けば泣いていた。
この日このライブに立ち会うことができて、本当によかった。
このグループがなんで好きなのか、改めて分かった気がする。
今日という日をくれてありがとう。
ぐれいす