2021年もお疲れ様でした、ぐれいすです。
このブログでは3回目となる楽曲10選の季節です。
その年の10曲を選ぶって事は1年の振り返りって事でもあり、なんだかんだで楽しくオタクやってたんだなって思えますよね。
去年と一昨年のリンク↓↓
2020年の楽曲10選 - ぐれいすブログ (hatenablog.com)
2019年の楽曲10選 - ぐれいすブログ (hatenablog.com)
ルールはいつも通り
・2021年リリース
・同一アーティスト・コンテンツ・アニメから一曲ずつ
・紹介は一般販売された順番
今年も特にジャンルを絞らずに行きます!
- ①夢で世界を変えるなら / ARCANA PROJECT
- ②カムラ祓え歌 / 加藤いづみ
- ③無限大ランナー / Run Girls, Run!
- ④ライラック宣言 / アルテミスの翼
- ⑤三花三様、夢いろ花舞姫 / NonSugar
- ⑥薔薇と私 / 星野薫(大地葉)×沢田千夏(松田利冴)×沢田千秋(松田颯水)
- ⑦First Love Again / 天王寺璃奈
- ⑧ノンフィクション!! / Liella!
- ⑨Fever Dreamer / Mia REGINA
- ⑩Dreaming Sound / 鈴木杏奈
- 終わりに
①夢で世界を変えるなら / ARCANA PROJECT
できるのは自分が変わること 他人は変わんない
2/10リリース
アニメ「回復術士のやり直し」エンディングテーマ
2021年の楽曲10選、まずはこちら。
アニメ本編とはかけ離れた 好きな人に会いに行きたい気持ちを歌った幻想的な一曲。
イントロから始まる心地いいリズム、サビにかけての盛り上げ、バックコーラスとの掛け合い・・・
一度聴いたら何回でも聴きたくなるような(実際に何回もリピートして聴いた、超A&Gの前とか)完成度の高さは必聴です。
そんなこちらの曲を歌っているグループ「ARCANA PROJECT」はタロットカードの世界観をテーマにしたユニットです。
各メンバーも担当カラーならぬ担当タロットカードが割り当てられ、楽曲やライブ名にもタロットやカードが由来のものもあるとのこと。
面白いところではCDのタイプが正位置verや逆位置verなど細かいところまで世界観に拘りが感じられますね。
今年の他のアニメタイアップ曲、「たゆたえ、七色」「とめどない潮騒に僕たちは何を歌うだろうか」などこちらの曲もなかなかの良曲です。
今後のアニメ×アイドル枠としても是非注目したいグループです。
②カムラ祓え歌 / 加藤いづみ
郷里守り抜く暁まで
5/19リリース
ゲーム「モンスターハンターライズ」メインテーマ
まさかのモンハンからの一曲。
今作のモンハンは3rdのような和風テイストとなっておりこの曲もその例に漏れずゆったりとしたリズムで刻まれています。
システム的な話をすると拠点で流れているデフォルトBGMともなっているメインテーマですが、やはりそれだけではなくこの作品のキーワード「百竜夜行」とも密接に関わっています。
日本語verの歌詞に出てくるワード「追風(おいて)」「稲妻」「竜の百」などが表す通り、里に降りかかる禍(わざわい)が群れをなしてくる様子をまさに伝承としてこの地に古くから伝えていることがわかります。
そしてそんな災害から里を守る灯こそが里の人々にとっての「猛き炎」なのでしょう。
またそれだけではなく、DLCですが「ピアノver」「サマーver」とアレンジバージョンもあります。
「ピアノver」はしっとりとしたさらに落ち着いたアレンジに、「サマーver」はアップテンポでいながら清々しい正に夏のイメージがぴったりなアレンジとなっております。
ゲームをプレイしている人にはぜひどちらも聴いていただいて狩猟生活に花を添えてみてください。
③無限大ランナー / Run Girls, Run!
目標なんて進化して遠ざかってゆくから
追いかけてちょうどいいんだよ
5/19リリース「ドリーミング☆チャンネル!」カップリング曲
3曲目は曲名からもわかるように疾走感のあるこの曲です。
何かを頑張りたいとき、やり遂げるため努力したいとき、まさに走り出したとき・・・そんなときに是非聴いてほしい前向きになれる一曲です。
この曲を選んだ理由はコロナでイベントが中止になりまくった2020年~2021年でしたが、そんなときでもやっぱり好きな曲を聴いて元気になれるのは自分の中で大切な事で、そのことをなんとなく思い出させてくれたのがこの曲だったからです。
同時に、この曲をいつかライブでも聴ききたいという目標もできました。
そして今年の11月、無事にそれは叶いました。
もう一つこの曲を選んだ理由は上にも上げた歌詞が、僕の好きな曲「Wind Climbing 〜風にあそばれて〜」となんとなくリンクしてるなと思えたところです。
君と生きてく明日だから這い上がるくらいがちょうどいいし、遠ざかっていく目標だから追いかけるくらいがちょうどいい。
そんな前向きすぎてポジティブすぎる所も大好きです。
④ライラック宣言 / アルテミスの翼
大好きですっ!
7/13リリース
※サブスク・配信は7/7に解禁
一言で言うならTheアイドルソングとでも言いましょうか?
個人的な事情を説明すると、昨年僕が推していたグループの子が移籍したユニット(その子は今はソロで活動中)の一曲です。
このブログの中に出てくる曲の中で間違えなく僕が今年現場で一番聴いた曲ですね(まあアイドルと声優はイベントの絶対数は違うからね…)。
ライラックの花言葉は「思い出」「友情」、特にこの曲のモチーフとなった衣装の色(紫)のライラックの花言葉は「恋の芽生え」「初恋」。
そんな花言葉のイメージ通り女の子の淡い恋心のもどかしさを歌った曲です。
僕が10選を決めるときに意識していることの一つに、その曲に対して自分がどんな思い出を持っているかというのがあります。
この曲が初披露されたのはとある夏フェスでした。
あいにくの雨でしたそんなもの吹き飛ばすくらい、この曲を初めて聴いたときは衝撃的でした。
ライブで初披露された場面に立ち会えた喜びもありますが、それ以上に「俺が求めていた曲!」という感覚がシンプルに沸き上がってきました。
他のオタクも高まっているのが目に見えて、この感覚は自分だけじゃないとも思えました。
そして落ちサビの正に運命の瞬間、推しの「大好きですっ!」はずっと忘れられない最高の夏の「思い出」になりました。
⑤三花三様、夢いろ花舞姫 / NonSugar
それぞれのスマイルが(わになって!)
それぞれ夢いろに(はりあって!)
ほころんでステキ花舞姫!(ハイッ!)
8/25リリース「Tasting NonSugar」収録
待ってました!月川ちりちゃんソング!
各メンバーのモチーフ曲を含めた新曲を引っ提げて登場したNonSugarのアルバムからこちら。
キャラクターのイメージ通りに全体的に和の雰囲気でありながらのアップテンポなお祭りソングですね。
コロナにより延期になりながらもやっと開催することができたNonSugar単独イベント。
案の定・・・というか想定以上に披露された新曲はどれも楽しめましたが、一番高まった曲と言えばこの曲でした。
推しキャラの曲であることを抜きにしても、和ロックが大好きな僕は見事に盛り上がってしまいました。
もしちりちゃんの曲が来るなら和風でしっとり目かな・・・?と思っていた予想をいい意味で裏切られ、NonSugarらしく3人の仲の良さも感じられる曲にはかしこまってしまいますね。
視聴ページはアルバムの紹介となっています、この曲以外も素晴らしい曲が多いので是非聴いてみてください。
⑥薔薇と私 / 星野薫(大地葉)×沢田千夏(松田利冴)×沢田千秋(松田颯水)
いつも助け合った私たちの世界は
突然床が二つに割れ手を引き離す
8/25リリース
アニメ「かげきしょうじょ!!」8話・9話エンディングテーマ
※8話→1番(星野薫) 9話→2番(沢田千夏×沢田千秋)
「かげきしょうじょ!!」のエンディングテーマは同じメロディで各キャラ毎に異なる歌詞で歌われています。
そんなキャラソンのようなこの曲から敢えて選ぶとしたらこの「薔薇と私」。
もっと言うと沢田姉妹のパート。
なぜなら僕は双子系の話が好きだからです。
この2人はどんな時でも一緒の道を歩むほどの仲の良さです。
ですが、同じ道を進むということは時にはライバルでもあるということで・・・
2人のうちどちらかしか選ばれなかった時、残されたもう1人の方には嫉妬や憎悪の感情が湧いてしまい、その気持ちは些細なことから行動として表に出てしまいました。
結果2人は喧嘩をして離れてしまいましたが、気持ちを吐き出して無事に仲直りできました。
一緒に歩いてきた道がこれから二手に別れてしまっても、いつかまた道が交わったときに2人は再開できる事を信じて―――
そんな2人の気持ちを歌った曲でした。
また冒頭でも紹介したようにアニメ「かげきしょうじょ!!」のエンディングテーマは同じメロディで別々のキャラが歌っていますが、キャラクターによって全く違った印象を受けます。
この点もまた面白いところだと思いました。
⑦First Love Again / 天王寺璃奈
忘れたくないよ 嬉しかったこと
写真には記録出来ない記憶
10/13リリース アルバムL!L!L! (Love the Life We Live)収録
ゲーム「ラブライブ! スクールアイドルフェスティバル ALL STARS」天王寺璃奈キズナエピソード27話挿入歌
L!L!L! (Love the Life We Live)収録曲はどれも素晴らしく、このアルバムからどれか1曲しか選べないのはとても悩みました。
ですがその中から唯一のバラードであるこの曲に決める事にしました。
というのはスクスタ内のキズナエピソードとこの曲のリンクが一番印象に残ったからです。
あらすじを説明すると、病気が原因で記憶が持たない子との切ないストーリー―――という劇中映画の主題歌を担当することになった璃奈ちゃん。
記憶が持たないということは失敗も忘れることができるから恐れずになんでもチャレンジができるということ。
ライブでこの曲を披露するときに璃奈ちゃんボードは使わないと言ったのはおそらくこの登場人物のようにチャレンジをしたいと思ったからでしょうか。
キズナエピソードを見終えた後にこの曲を聴いて自然と涙が溢れてきたのは私だけではないのと思います。
歌詞を聴いてすっと頭に入ってくる情景。
痛いほど伝わってくる2人の心情。
忘れたくない思い出を胸にしまって、何度でも初恋をする―――
そんなシーンを思い浮かべながら早くライブで聴きたい一曲です。
この曲もまた視聴ページがアルバムの紹介となっています。
ニジガクを知らない人でも好きになれる曲はあると思いますのでこちらも是非全部聴いてみてください。
⑧ノンフィクション!! / Liella!
ねえこれからの迷いのない
私を見てなさい
10/20リリース
アニメ「ラブライブ!スーパースター!!」10話挿入歌
ラブライブ!スーパースター!!第10話 チェケラッ!!
予告でサブタイトル見たとき、正直ネタ回かな?みたいに思いました。
・・・ふたを開けてみればそれは今期一番の平安名すみれ回でした。
同時に僕のLiella!の推しも決まりました。
ラップの素質があり念願のセンターとなり張り切るすみれですが、学校内での意見はすみれはセンターに向かないというものでした。
地区予選を勝つために自分のセンターは決勝まで取っておくと言って身を引くすみれ、それでも彼女がセンターに相応しいと思うメンバー。
自信がなかった彼女はそんな期待も同情のように聞こえてしまいました。
更には可可にとっても絶対に負けることが出来ない理由を知ってしまいます。
なおさら勝つために自分をセンターにするべきでないと伝えますが、なぜ彼女をセンターにしたいのかその真意を聴いて考えを改めようとしました。
可可に差し出されたティアラを受け取ろうとした瞬間に突風が吹き、ティアラが飛ばされました。
走って追いかけて危険を顧みずに飛び込んで伸ばしたその手の先には―――
ついに彼女は夢を、ティアラを掴むことが出来ました。
この時の彼女の顔はとても満足気でしたね。
同時に今まで届かなかったセンターについに手が届いた瞬間でした。
僕はこの時の可可が「すみれ」と呼ぶシーンでガチ泣きしました・・・
その後にすみれはついに憧れていたセンターに立つことが出来ました。
仲間からの信頼が自信となり、自分の手で迷いなく掴み取ったその場所に。
きちんと自分が納得をして夢を叶える姿に惹かれ、同時に彼女の決意を表しているこの曲が大好きです。
⑨Fever Dreamer / Mia REGINA
誰も邪魔させないから 君の今を生きろ
11/3リリース
アニメ「逆転世界ノ電池少女」オープニングテーマ
2021秋アニメよりこの曲。
最初はロボットものか~程度に見ていたこのアニメですが、個々のキャラが自分の好きなものを主張する描写に目を奪われていきました。
アニメだったり特撮だったり、アイドルだったり、ゲームだったり・・・
オタクなら、いやオタクじゃなくても誰しもが大切なものを持っており、それを取り上たり邪魔をすることは誰にもできない―――
この曲は正にそんな熱い思いを歌った曲です。
好きな気持ちが文字通り動力源となり大きな力になる描写は単純に見ていて面白かったです。
アニメもゲームもアイドルもイベントもライブも好きな自分だからこそ自分。
誰しもそんな好きな気持ちが生きる原動力になっている、そんな風に思えました。
⑩Dreaming Sound / 鈴木杏奈
好きな(気持ち) 溢れるくらい
叫び続ける 本気(マジ)ハート
12/1リリース
アニメ「ワッチャプリマジ!」オープニングテーマ
ラストはプリティーシリーズ最新作よりこちら。
作品内で心愛れもん役を演じる鈴木杏奈さん。
この曲の印象はなんといっても彼女のその歌唱力。
なんとまだ18歳という若さでこの歌声は、最初は信じられませんでした。
リリースイベントに参加してトークを聴いていた時もまだあどけなさが残るような
フレッシュな印象でした。
ですが歌唱パートになると一転、やはり何度も聴いていたこの曲の歌声でした。
まだまだ若い彼女がこの先どのように成長していくのか、今後に期待が高まっていきます。
またプリマジの方もまだ始まったばかりですが回を追うごとに面白く、これからの展開が楽しみです。
終わりに
以上が私的な2021年の楽曲10選となります。
振り返ってみれば推しの卒業から幕を開けた2021年で正直オタクのモチベはもう上がらないかななんて事を考えていましたが、なんだかんだで楽曲が好きな部分は変わらなかった為気が付けば前と同じように現場に行くことをいつも楽しみにしていました。
また夏頃から大きな規模のライブも徐々に解禁されてきた事も嬉しかったですね。
今でも制限がいくつかありますが、少しずつ以前の日常を取り戻してきている感覚でそれも追い風になったのかもしれません。
ところで、個人的な報告をすると今更過ぎではありますがつい最近アップルミュージックに入りました。
2022年はサブスクで気軽に色んな曲が聴けると思うので「この曲で興味を持ったしこのアーティストの他の曲はどうだろ・・・」みたいに楽しんでいきたいと思います。
もちろん今まで通り現場で聴いて好きになる曲や個人的に大事にしたい背景がある曲にも出会っていきたいです。
アニメもアイドルも声優もゲームも好きだし、その世界を彩る曲というのもまた同じように好きです。
最後に、僕と同じ現場に通ってるオタク、同じコンテンツを推してるオタク、他愛もなくアニメの感想を言い合ってたオタクに見てもらえると幸せです。
それでは!
今年はなんとかギリギリにならないで済んだ・・・